出版社内容情報
夏祭りのきもだめし会場から、少年と少女がいなくなった。親たちは森で迷う。痴呆の老婆は墓を掘る。大人のためのモダンホラー小説!
内容説明
新興住宅地の夏祭の会場からきもだめしをするうちに十歳の少年と少女が深い森に迷いこんでいた。少年と知り合いの老婆は森をさまよっている。さらに少年の母親と少女の父親も…。ひと晩だけの遭難。暗い森で浮かびあがったそれぞれの人生。愛に不器用な人たちを描くおとぎ話のような文学作品。小幡彩貴のイラスト21点掲載!
著者等紹介
伊藤たかみ[イトウタカミ]
1971年、兵庫県生まれ。小学校から高校卒業までを三重県名張市で過ごす。1995年、早稲田大学政治経済学部在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第三十二回文藝賞を受賞して作家デビュー。2000年、『ミカ!』で、小学館児童出版文化賞。2006年、『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞。同年、「八月の路上に捨てる」で芥川賞。2012年より日本絵本賞の選考委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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