感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こまったまこ
5
終戦時内閣の閣僚で情報局総裁の下村宏氏による終戦までの道程とそれにまつわるエピソードが多数あり、著書も多く新聞記者出身なだけに読者に興味を抱かせるような内容になっている。文体がいささか芝居がかっており最初は戸惑ったがそのうち慣れた。宮城事件の時は叛乱軍に監禁されるなど渦中の人物だっただけに当時の様子は迫力がある。陛下の耳目を覆い、内閣の人事に口を出し過ぎる木戸幸一を批判している。2016/09/04
中将(予備役)
1
終戦時の情報局総裁の回顧録(後半は同時代の色々の聞き書き)。新聞人らしい文章でポツダム宣言受諾前後の動きを興味深く知ることができた。閣議や御前会議の記述には見取り図があり臨場感があった。宣言を受諾し無事公表できたのは危うい綱渡りだったと実感する。『日本のいちばん長い日』も本書に拠るところ多そう。佐々木大尉は自決したと思われていたのか。2022/08/14
瀧本往人
0
「終戦記」を大幅に改訂したもので、大日本雄弁会講談社より1950年に刊行された。そのまま「原爆」に関する記述も残されているかと思いきや、なぜか「原爆弾」という章はなくなっていた。http://ameblo.jp/ohjing/entry-11741097472.html2014/01/01