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講談社学術文庫
東郷平八郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061585638
  • NDC分類 289
  • Cコード C0123

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

12
日露戦争と東郷平八郎を中心に論述。日本の国民性が海軍戦術の創意であるとか、戦術思想が哲学的に観念的に述べられています。国内やロシアなどの文献からの索引もあり、両者の感想や認識も知ることができる。東郷の幕僚についての記述やロシア軍人に対する記述もある。これらをトータル的に観て、日露における海戦を述べています。2014/01/17

Tomoichi

9
哲学者である著者による日本海海戦時の連合艦隊司令長官東郷平八郎を「精神史」として読み解く評伝。福田恆存の乃木希典に対する評伝と双璧をなす好著。オススメです。2016/03/24

あすたりすく @本の虫

4
前半は東郷平八郎とその幕僚たちについて、後半は日本海海戦について書かれています。東郷平八郎自身が寡黙な人間だったため「逸話がない」ですね。それだけに、日本海海戦については客観的な見方ができるのかもしれません。2014/02/20

まるぽー

4
東郷平八郎の伝記のつもりで読むと肩透かしを食う。著者自身が「たんに東郷の伝記を意図したものではない。」と言っているように、東郷個人の物語はほんの一部しかない。全体として見れば日露海戦の分析、特に日本人固有の民族精神からのアプローチがテーマとなっている。他の小説や戦史とは一線を画しており、面白い試みだとは思う。ただ、同じことが言葉を変えて繰り返し述べられおり、読んでいてくどさを感じた。2012/03/18

Koji

3
東郷平八郎本人についての記述が少ない。 でも逸話のない人だったと言うことなので仕方がない。2024/05/01

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