出版社内容情報
古生物学とはどのような学問か。その手法と考え方を、豊富なイラストで紹介。最先端の理論で明らかになる、太古の地球と生物の世界。わずかな痕跡から、あらゆる推論・検証を駆使して、太古の世界の姿を解き明かしていく古生物学。その考え方と手法を、豊富なイラストをまじえて解説。最新の知見が明らかにする過去の地球の姿ももれなく紹介。
北村 雄一[キタムラ ユウイチ]
著・文・その他
棚部 一成[タナベ カズシゲ]
監修
内容説明
太古の地球へ、タイムトラベル!化石は何を語るのか?スリリングな謎解き、驚愕の真実。古生物学はいま、こんなにおもしろい!
目次
第1部 古生物学が描く地球の歴史(地球の歴史;先カンブリア時代;エディアカラ紀 ほか)
第2部 化石に残ったさまざまな生物(化石とは何か?;バクテリアと石灰藻;原生生物 ほか)
第3部 古生物学が扱う各論(古生物の復元;分類学;系統学 ほか)
著者等紹介
棚部一成[タナベカズシゲ]
理学博士。1976年九州大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科教授、東京大学総合研究博物館特招研究員などを経て、東京大学名誉教授、東京大学大学院理学系研究科客員共同研究員
北村雄一[キタムラユウイチ]
1991年日本大学農獣医学部卒業。現在、サイエンスライター兼イラストレーターとして、進化や深海などの分野を中心にサイエンス情報の発信に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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pettyori1
5
娘の自由研究用に集めた資料④ 古生物のイラストを見るたび、本当にこんな生き物が存在してたの?という信じられない気持ちになります。凄い推理力だと思う。あとなんでこんなに名前が覚えにくいのか。2022/09/02
竜玄葉潤
1
「古生物」と表題にあるが、どちらかというと、化石を標識として、地球の歴史を理解する本。化石好きよりも地質好きにお進め。2020/06/24
たぬ
1
☆3 想定外に内容が専門的過ぎた…絵もカラーじゃなかった…(中身を確認できないまま図書館で借りた) 敬体だけどルビは基本ないしこれ学術書だな。とはいえここで初めて知った単語「冥王代」にときめいている中二気質な私です。2020/06/19
才谷
1
イカの仲間って大昔からほとんど形変わってないことを思うと、ホント最初から完成した形だったんだなと思う。2016/08/06