内容説明
眠らなかったらどうなるの?眠りたくても眠れない!時差ぼけはどうして起きるの?睡眠薬ってどんな成分?など、眠りについて、さまざまな視点からていねいにわかりやすく説明します。
目次
第1部 睡眠のメカニズム(眠りとは;睡眠の研究は脳波の記録から;レム睡眠の発見;ノンレム睡眠とレム睡眠 ほか)
第2部 睡眠の臨床(精神生理性不眠;睡眠状態誤認;ナルコレプシー;特発性過眠症と周期性過眠症 ほか)
著者等紹介
内田直[ウチダスナオ]
1956年東京都生まれ。1983年滋賀医科大学卒業。東京医科歯科大学医員、カリフォルニア大学ディビス校客員研究員、東京都精神医学研究所睡眠障害研究部門部門長などを経て、2003年4月より、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。医学博士。日本睡眠学会睡眠医療認定医師。精神保健指定医。学会活動として日本睡眠学会、日本精神神経学会、日本スポーツ精神医学会など。大学における教育・研究活動のほか、平沢記念病院でも週に一回睡眠医学、スポーツ精神医学、臨床精神医学一般の外来診療を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
3
これまで睡眠医学に興味を持ったことはなく、こういうのを研究している人は、精神科領域でもっと重要なことがたくさんあるのに逃げている人と思っていたが、学生を相手にするようになってから睡眠医学が重要だと思えるようになった。まずは触りの本から。見た目よりはるかに、内容豊富で、良い本だった。2013/01/12
ちゃの
1
イラストなどもあって読みやすい上に専門的な内容にも触れていて読みやすかった。また専門書では基礎で説明してくれないけれど、入門では触れてくれないような部分もカバーされていて分かりやすかった。睡眠に関することを知りたくて何冊か読んだがこれが一番オススメ。2019/09/30
しょ~や
0
睡眠について気になったので。睡眠を研究するのって難しい。そのくせ人間にとって大切な問題だから大変なわけだ2010/11/30