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講談社現代新書
時間の分子生物学―時計と睡眠の遺伝子

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061496897
  • NDC分類 463.9
  • Cコード C0245

出版社内容情報

人間、草木、細菌までが持っている生物時計――その驚異の全貌を明かして、「なぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む!なぜ午前中は時間の進みが速く感じられるか。徹夜明けに突然目が冴えてくるのはなぜか? 分子生物学が解き明かした驚異のメカニズムから生物時計とうまく付きあう方法まで、第一線の研究者が平易に解説する。(講談社現代新書)

1章 なぜ生物時計があるのか
2章 脳の中の振り子
3章 生物時計の部品の発見
4章 分子生物学が明かした驚異のしくみ
5章 不眠症のハエから睡眠遺伝子を探る
6章 睡眠の謎
7章 生物時計は睡眠をどう制御しているか
8章 睡眠研究の突破口――ナルコレプシー


粂 和彦[クメ カズヒコ]
著・文・その他

内容説明

なぜ午前中は時間の進みが速く感じられるのか。人間、草木、細菌までが持っている生物時計―その驚異の全貌を明かして、「なぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む。

目次

1章 なぜ生物時計があるのか
2章 脳の中の振り子
3章 生物時計の部品の発見
4章 分子生物学が明かした驚異のしくみ
5章 不眠症のハエから睡眠遺伝子を探る
6章 睡眠の謎
7章 生物時計は睡眠をどう制御しているか
8章 睡眠研究の突破口―ナルコレプシー

著者等紹介

粂和彦[クメカズヒコ]
1962年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒。同大助手、ハーバード大学・タフツ大学客員研究員を経て、現在、熊本大学発生医学研究センター助教授。専門は分子生物学。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

28
2003年10月発行。ショウジョウバエを使った体内時計の研究も紹介しながら、生物の体内時計や睡眠が身体に与える影響を解説している。なぜハエを体内時計の研究で使うかというと、遺伝子的な面を考える時にハエは遺伝子の数が少ないことや眠っているかどうか、頻繁に起こすとどうなるかを観察しやすい(身体が小さいので閉じ込めてできる)。ただ、人間は睡眠の種類があり、本書の解説によると『概日周期中枢』からのシグナルを『覚醒中枢』が受け、『レム睡眠中枢』『ノンレム睡眠中枢』がどのようにオン・オフするかで睡眠が決まる。2023/05/21

大奥のじぃ

17
生物の体内時計のからくりがわかりやすく。すごく面白い。細胞にあったなんて。驚き。睡眠の意義と重要性を再確認させていただけた。2014/05/06

Bartleby

13
昆虫は眠るのかという疑問がわいて調べていたら本書に行き当たった。どうやらショウジョウバエも眠るらしい。それぞれの生物種のサーカディアンリズムによって決まっているらしい。読めば読むほど、睡眠について抱いている固定観念も崩れてきて愉快。人間中心でしか考えていなかった。特に人間を問題にしなければ、ただじっとしていることも立派な睡眠と呼べるのかもしれない。新たな言葉がほしいところ。植物の“休眠”という語は広く適用できるかもしれない。2023/05/17

タカヒロ

12
前半は生物時計について、後半は睡眠について。人間だけでなく、ハエのような生き物にも生物時計があることには驚き。生物時計と睡眠は深い関わりがある。良い生活リズムのためには早寝早起きより早起き早寝が大事。(只今深夜3時)2015/03/26

えぬ

6
遺伝子レベルでここまで睡眠がわかってきているのか!という驚き。 ただ、まだ謎が多いこともあるが、それがわかったからといってそこからどう実生活に生かしていくかはこれからに期待。2018/01/07

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