講談社現代新書
韓国人のしくみ―“理”と“気”で読み解く文化と社会

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061495364
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0210

内容説明

韓国人は感情的なのか、理屈っぽいのか。日本と「似て非なる」国・韓国を独自の理論で徹底解読。

目次

第1章 さまざまな韓国論の“理気学”的解釈(「ケンチャナョ(いいかげん)」論
“理”と“気”の対立と融合
個・共同体・歴史)
第2章 人間関係の“理気”的しくみ(“理の空間”での人間関係;“気の空間”での人間関係;“理”と“気”の使い分け;“理”と“気”の融合)
第3章 文化・生活に現れた“理気”(文化と商品;“理気”の大衆文化;“理気”の文化生活)
第4章 社会における“理気”(“理気”の教育;共同体の“理気”;“理気”の事件簿;“理気”の政治;“理気”の民主主義)
第5章 北朝鮮こそ一個の哲学である(“理気”の南北首脳会談;“理気”の延命作戦;“理気”の日朝交渉)

著者等紹介

小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年、東京生まれ。1983年、東京大学ドイツ文学科卒業。1995年、ソウル大学哲学科博士課程修了。現在、東海大学外国語教育センター助教授。専攻は韓国哲学。主な著書に「韓国語はじめの一歩」―筑摩書房―のほか、本新書にも、「韓国は一個の哲学である」がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

2
前作「韓国は一個の哲学である」は実例が少ないためわかりにくかったが、本作は韓国の文化や庶民生活などを〈理〉と〈気〉を使って読み解いているので、だいぶ読みやすかった。しかし、10年以上前の本なので、残念ながら今の韓流ブームについての言及はない。日本の女性たちが韓国タレントに夢中になるのは、彼らがイケメンであるだけでなく、日本男子が持ち合わせていない〈理〉の美しさ(道徳的で、凛々しい美しさ?)をもっており、そこに日本の女性たちが魅力を感じるのかもしれない・・・と、この本を読んで勝手に解釈してみました。2012/01/27

鬼束

0
駄本

れもん

0
★★★2012/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/470427
  • ご注意事項

最近チェックした商品