出版社内容情報
19世紀以来発展を続けてきた国際行政現象の総体的把握をめざす初めての試み.マクロレベルでの歴史的構造の分析をふまえ,とくに国際通信行政を素材に,ミクロな視点からその組織編成と制度運用の特色を明らかにする.行政学研究に新たな地平を切り拓く労作.
内容説明
一世紀半にわたる国際通信行政の分析を通して、国際行政の歴史的構造、組織編成、制度運用の特色を探る。
目次
序論 国際行政とはいかなる行政か?
第1章 国際行政の創出と理論的対応
第2章 国際行政の組織編成―国際通信行政の展開
第3章 国際行政の制度と運用―国際通信行政の要素
結語 残された課題―過渡期としての20世紀?