内容説明
ロシア語はハーモニックな言葉。発音や基本文法、実践会話のほか、体や無人称文も的確にアドバイス。ロシア語の本質がわかる入門決定版。
目次
ロシア文字と発音
単語の成り立ちと派生
基本文法(名詞の性・数と代名詞;格変化とその用法;動詞の変化・用法と体)
会話実践のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
2
一見いかつく見えるロシア語。綴りと発音の関係は込み入っていて結構面倒なものの、文法は意外にシンプルみたいだ。名詞は三性あるが語尾でほぼ同定可能、格変化も性ごとにほぼ固定。冠詞なし。時制は現在、過去、未来にそれぞれ完了と非完了があるのみ。やっかいな接続法や希求法もない。ということは、その分構文を大量に詰めなきゃいけないんだろうな、多分。入り口が入りやすくて中がこんがらがってる、英語みたいな言語なんじゃないだろうかと予測。2009/12/15
ゆで卵
1
レポート用に読んだ。文法というより、日本とロシアの文化に触れてる箇所のほうが多い気がする。動詞の現在変化がかなり後ろのほうにある2011/07/17
nukuteomika
1
内容は充実しているが文章のテンションが変2010/06/16
紙魚
1
ロシア文学は日本語に訳しやすいという話を聞くが、それがあながちでたらめでもないことを、文法から述べていたところが面白かった。2009/09/15
Като́н
0
ロシア語は格がいっぱいあるけど、頻度数はだいたい主格三割対格三割生格二割その他 もはや会話では格変化させず主格のままで用いる傾向すらあると黒田龍之介だか、沼野充義だか、本書だかが言っていたが本当かどうかは知らない2024/09/25