講談社青い鳥文庫<br> 赤毛のアン (新装版)

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講談社青い鳥文庫
赤毛のアン (新装版)

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  • サイズ B40判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061487932
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

美しいプリンス・エドワード島にやってきた、夢見がちでおしゃべりなアンが、大まじめで巻き起こすおかしな騒動でみんなが幸せに!世界中で愛されているカナダの小説、『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』。

日本で広く知られている『赤毛のアン』というタイトルを思いついたのは、翻訳者である村岡花子(1893?1968)です。

村岡花子は、第二次世界大戦中、防空壕に原稿を持ち込むなど苦労を重ねながら『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の翻訳をすすめ、戦後、1952年(昭和27年)、日本の読者にようやく紹介することができました。

50年近く愛されているこの村岡花子訳を、原作出版100周年の2008年、青い鳥文庫では、新装版として新たに編み直しました。
児童向けとして割愛されていたエピソードを新たに収録、「さんざし」「いちご水」「腹心の友」など、往年のアンのファンに親しまれてきた表現はそのままに、「さしこ」は原語の「キルト」にもどすなど、いまの読者に、より親しみやすくしました。

三代にわたって楽しめる「赤毛のアン」シリーズ。
あなたも青い鳥文庫版で、アンと「腹心の友」になりませんか。


<総ルビ>

もくじ
第一章 レイチェル・リンド夫人のおどろき
第二章 マシュウ・クスバートのおどろき
第三章 マリラ・クスバートのおどろき
第四章 グリン・ゲイブルスの朝
第五章 アンの身の上
第六章 マリラの決心
第七章 アンのお祈り
第八章 アンの教育
第九章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる
第十章 アンのおわび
第十一章 アン、日曜学校へ行く
第十二章 おごそかな誓い
第十三章 待ちこがれるピクニック
第十四章 アンの告白
第十五章 教室のできごと
第十六章 ティーパーティの悲劇
第十七章 新しい刺激
第十八章 アンの看護婦
第十九章 音楽会と災難と告白
第二十章 ゆきすぎた想像力
第二十一章 香料ちがい
第二十二章 アン、お茶に招かれる
第二十三章 アンの名誉をかけた事件
第二十四章 音楽会
第二十五章 マシュウとふくらんだ袖
第二十六章 物語クラブの結成
第二十七章 虚栄の果て
第二十八章 たゆとう小舟の白ゆり姫
第二十九章 忘れられないひとこま
第三十章 クイーン学院の受験
第三十一章 二つの流れの合うところ
第三十二章 合格発表
第三十三章 ホテルの音楽会
第三十四章 クイーンの女学生
第三十五章 クイーン学院の冬
第三十六章 栄光と夢
第三十七章 死のおとずれ
第三十八章 道の曲がり角
あとがきにかえて  村岡美枝


ルーシー.モード・モンゴメリ[ルーシー.モード モンゴメリ]
著・文・その他

村岡 花子[ムラオカ ハナコ]
翻訳

HACCAN[ハッカン]
著・文・その他

内容説明

りんごの白い花が満開の美しいプリンスエドワード島にやってきた、赤毛の孤児の女の子。夢見がちで、おしゃべり、愛情たっぷりのアンが、大まじめで巻きおこすおかしな騒動でだれもが幸せに―。アン生誕100周年をむかえ、おばあちゃんも、お母さんも読んだ、村岡花子の名訳がよみがえりました。世界一愛された女の子、アンとあなたも「腹心の友」になって!

著者等紹介

モンゴメリ,L.M.[モンゴメリ,L.M.]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島に生まれる。母をなくしたので、祖父母に育てられる。祖父は三等郵便局長。祖父の死後、郵便局をつづけながら、1905年、「赤毛のアン」を書きあげる。1908年、ボストン市のページ社から同書を刊行し、一躍人気作家になる。1942年死去

村岡花子[ムラオカハナコ]
1893年、山梨県生まれ。東洋英和女学院高等科を卒業。1927年、はじめての訳書「王子と乞食」を出版。1968年死去

HACCAN[HACCAN]
1978年、北海道生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

64
あまりに高名で今更だが、一度は読んでおきたい…のだが、やはり時期を逸しすぎた。少年(少女)の頃に読んでいたらたっぷり感情移入できたろう。想像力が豊かで落ち込んでも立ち直りが早い。何より自然風景への感性が豊かで傷付く心を癒してくれる。…けど、我輩が少年時代にこの名作に手をだしただろうか。2023/12/10

やま

64
① 2023年最初のベスト本です。美しいプリンスエドワード島で暮らすマシュウとマリラの兄妹が、孤児院から引き取った、やせっぽちで赤毛の孤児の女の子アンとの楽しい物語です。最初の出会いは、マシュウが駅に孤児院に頼んだ男の子を迎えに行くと、間違って女の子アン11才がいました。マシュウは、アンをこのまま駅に置いておくことが出来ずにアンを家へ連れて帰る間にマシュウは、夢見るような気さくに話しかけるアンが気に入ったことでした。→2023/01/06

detu

38
童心に帰るのは難しい。想像力豊かと言うよりは誇大妄想、大人顔負けの減らず口。マリラの気持ちしか理解出来なかった。しかし、アンの成長と共に、仰々しい言葉もナルホドと思えるように。ラストは悲しみのなかで、感動的な選択をするアン、続きにも興味が湧いたです。「花子とアン」見といてよかった。です。図書館本。2016/02/08

たまきら

28
初読み:小学校低学年。アニメ先行です。アメリカに引っ越して初めて、「赤毛=短気&そばかす」というステレオタイプを知りましたが、小学生の頃は単純に夢見がちでドジなアンが大好きでした。自分もよく失敗していたから共感したんだろうなあ。ギルバートは全然好きになれなかったので、後半のお話にはちょっとガッカリしたのもまだまだ子供だったからかもしれません。アンにはもっと冒険してもらいたかったんだろうな。2025/05/20

しんすけ

26
ようやく読むことができた。 読みたいと思って何年… いや何十年経っただろうか。 村岡花子が初めて世に問うたのは1952年。ぼくが小学校に入学する前年だ。 だから本書の存在は早くから知っていた。だが手に取る機会はほとんどなかった。中学校入学前後に、女子生徒の何人かが読んでいるのは知っていたが、ぼく自身は手に取ることができなかった。 少女が読むものだという空気がそうさせたのだったのだろうか。 この感動的で心温まる物語を少女だけのものとするのは、とんでもない誤解だと今は思う。2023/10/23

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