内容説明
名前って、考えてみると不思議なもの。だって自分のものなのに自分で決められないんだから。ハデな名前が気に入ってない「せいら」、「トミー」と呼ばれたい古風な「とみぞー」、小さい頃のよび名がそのままの「たもっちゃん」、亡くなったお姉さん「まみ」とよくまちがえられる「えみ」の4人が主人公になる、大人気短編集です。小学中級から。
著者等紹介
服部千春[ハットリチハル]
京都府綾部市生まれ、京都市在住。関西大学文学部卒。第19回福島正実記念SF童話賞で大賞を受賞し、同作『グッバイ!グランパ』(岩崎書店)でデビュー
高里むつる[タカサトムツル]
兵庫県西宮市生まれ。1993年「mimi」(講談社)でデビュー。「Kiss」(講談社)、「最高の主婦たち」(海王社)などで漫画家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二条ママ
2
長女小2。図書館本。独り読み。2019/02/28
ちょこ
2
色んな名前の子がいてその子のお話がのっています 面白いので読んでみてください2013/07/01
栗須
0
ミラクル教室シリーズ。4話。 自分の名前がキレイすぎて劣等感を持ってしまった女の子セイラ。 逆に古風すぎる名前が嫌いな富蔵は、夢の中でトミーになる。 優等生の保は、幼なじみのいじめられっ子ヨシキから「たもっちゃん、助けて」というメッセージを受けとる。 小さい時に姉のマミが亡くなったエミは、ふたりぶん頑張ろうとしていた。 青い鳥文庫のなかでも、特にひらがなと会話の量が多くて読みやすいので、本に拒否感がある子どもでも読めそう。2014/09/16
せん
0
自分の名前に誇りを持てない、 「名前なんてキライ!」な子が、自分の名前をちょっぴり好きになるはなし。 わたしも親からもらっただいじな名前を大切にしよう。一生つきあっていくものだしね。