内容説明
桂木悠由は中学1年。三つのとき「レインボーホーム」に預けられ、両親の顔を知らずに育った。ある日悠由は、朽ちはてた洋館で1匹の子犬を見つける。えさをやりに通ううち、美しい少年が現れる。三枝流と名のったその少年の暗い瞳が、悠由の心に焼きついた―それが、二人の運命的な出会いの瞬間だった。ミステリアスな恋物語、スタート!小学上級から。
著者等紹介
倉橋燿子[クラハシヨウコ]
広島県に生まれる。上智大学文学部卒業後、出版社に勤める。その後、フリーの編集者、コピーライターを経て、執筆活動をはじめる
目黒直子[メグロナオコ]
女子美術短期大学造形科卒業。1992年、サンリオイラストコンクール佳作賞受賞。「詩とメルヘン」等で活躍。また小中学校の教科書のさし絵を数多く手がけ、幼児誌でも執筆。カレンダー、ポストカード、複製画等も手がけ、ネットで販売中
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