出版社内容情報
「光る君」とよばれた皇子の華やかな生涯。高貴で美しく才能あふれた光源氏を主人公に、平安の貴族社会での出来事や男女の恋愛模様を、彩りゆたかに描いた大長編小説。児童向けのやさしい現代語訳で。 小学中級から
内容説明
その美しさと気品で、おさないときからたぐいまれな才能をみせる若宮。父の帝は、わが子の将来に世のつねでない運命を感じとり、皇族の身分からはずすことを決意される。こうして、源氏の姓をたまわった「光源氏」は、亡き母のおもかげをやどす義母「藤壺の女御」をふかくしたう少年時代をすごし、恋多き青年へと成長していく。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
3
小学生の頃読んだ。読む時期早すぎたかもしれない。しかし、流れを把握するには良いと思う。2015/07/08
がばいおばちゃん
2
源氏の晩年?(30代)は超特急でした。1冊にまとまっているのは手軽だけど、おもしろさが伝わるかどうかは???2014/10/06
カタバミ
1
源氏物語の重要な部分を訳して書いてあり、また、はじめて読む人もわかりやすく読めるのでいいと思います。宇治十帖も読みたかったです。
悸村成一
0
読了-10冊め。図書館本。主人公の一夫多妻ぶりに漱石評「軟文学」を思い起こす。2024/04/17
けん
0
「源氏物語」を集中的に読み始めたため、半年前に「とても分かり易い」という評価をした本書を再読。←前回と印象が全く変わってしまい、「淡々と進む、メリハリのないストーリー展開に早々に飽きがきてしまい、又、『平板な記述の登場人物』が、頭の中に全く印象に残らない」などの理由で、途中で読み止めてしまった(「相関図」がないのも、読むにあたってのマイナス要因だった)。端的に流れを掴むなら、マンガ版の方がムダがないし、初読時と違い、源氏関連本も多く所管しているので、この本は「ブックオフ行き物件」でいいかな・・・と!2019/10/24