内容説明
デパートのスポーツ用品コーナー主任、ベレブルグ氏が、12月のある夜、サンタクロースの衣装をつけたまま、すがたをけした。クレンツ警部は、おかしなことをいっているマイヤー氏と、この事件は関係がある―とにらんだ。事件のカギは、サンタクロースと大きな赤い指輪らしい。サンタクロースは犯人、それとも被害者。小学校中級以上向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寿々喜節句
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2017年クリスマス企画。サンタクロース役を何年も引き受けているベレブルグ氏がおかしな事件に巻き込まれる。これは探偵小説なのかという問は考えずに、童心にかえって読みましょう。サンタクロースなんていなかったんだと思い始めた頃に読んだら、あれ?やっぱりいるかもな?って思えたかもしれない。2017/12/24
やぎとら
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舞台はドイツのクリスマスシーズン。サンタクロースに扮装したお父さんが会場に向かう途中、何者かに襲われてしまう。 探偵小説のイロハがちょいちょい登場する。コメディ要素たっぷりのファンタジーミステリーだった。 サンタクロースはコンピューターをあやつり、本部ではタッチパネルが登場するが、当時最新か夢だったツールが、今後過去の遺産になると思うと、ちょっとさみしい。2013/05/22
燈火
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1997~1999年頃読了。楽しく読めました。