- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 創作絵本
- > 民話・神話・古典絵本
出版社内容情報
21世紀に残したい名作絵本シリーズ第2期父に会うための旅のとちゅう、人買いに買われ、母と離ればなれになってしまった安寿姫と厨子王丸の姉弟。きびしい生活のなか、母と会う日を待つ二人の運命は? 幼児から
内容説明
いなか道を、母親とふたりの子どもが宿をもとめて歩いていました。三人は磐城国(福島県)で身分の高い役人だった、岩木正氏の妻と子どもたちでした。
著者等紹介
須藤重[スドウシゲル]
1898年、愛知県生まれ。油絵と日本画を学ぶ。大正末期から昭和前期にかけて、蕗谷虹児、加藤まさをと並ぶ代表的な叙情画家として活躍。1946年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
14
これはない。ありえない。青空文庫のがいいと思う。全然感動しない。諸々はしょりすぎでしょ。大事なところがなくなってる。伏線とかそういう楽しみがなくてあらすじだけになってしまった。残念だ。とても残念だ。これではただの運ゲーじゃん。たまたまよかった。そもそも偉かったってだけじゃん。ってか山椒大夫か。ずっと富山だと思ってた。京都なんだな。よく富山から京都まで歩いたなって思ったけど、そもそも京都か。なんか騙されたな。しかも直江津だし。日本海から向かったんだ。それしかルートがなかったのかな。なんか新しい発見ばっかりだ2020/02/25
ヒラP@ehon.gohon
12
「安寿と厨子王」の読み比べ。 美しい本です。2020/02/11
つき
12
わかりやすく安寿と厨子王の物語がまとめられていて、読みやすい。この絵本では、安寿が生きていて厨子王や母と再会できたけれど、説教や森鴎外の「山椒大夫」では亡くなっているので、こちらも読んで欲しいと思う。2018/04/23
ヒラP@ehon.gohon
9
心に刻まれた、「安寿こいしやほうやれほ、厨子王こしやほうやれほ」の歌が自然と体から湧いてきました。 絵もお話も懐かしい絵本です。 父親は無実の罪で流刑され、その父を訪ねて旅する母と子が人買いに騙されて離れ離れになります。 母と子どもたちの乗った二艘の船が離れていくシーンも、切ないくらいに覚えています。 今の子どもたちには、ちょっと届かない世界かもしれません。 私が介護施設で読み聞かせする機会を得たら、一番に取り上げたい絵本です。2014/05/23
遠い日
8
新・講談社の絵本シリーズ12。「まえがき」は里中満智子氏。絵は、須藤重氏。厨子王の勇気とがんばり、安寿の知恵と真心、悲運と幸運のバランスが絶妙だと思います。2020/12/17