出版社内容情報
【内容紹介】
仏教をさかんにし、日本に文化の灯をともした聖徳太子。また、17か条の憲法を定めて、日本の国のいしずえをきずいた聖徳太子の波乱の生涯と、かなしい運命をたどるその一族の姿を感動的に描く人間太子伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
40
無学の私には、旧一万円札の人の印象強く、授業で学んだこともほぼ、忘れていたので、勉強のつもりで読了。憲法の定めと、仏教を広めた偉人であるけど、その生涯については知らなかったし、これだけ古いと、事実か伝説かもわかりかねますが、これが歴史の魅力なんでしょうか?2016/12/17
みんと
5
仏教を盛んにし、日本に文化の灯をともし、また、17条の憲法を定めて、日本の国の礎をきずいた聖徳太子の波乱万丈の生涯を綴った伝記である。日本が天皇家を中心とした古代国家をかたち作るために、激しく揺れ動いた時代の変わり目に誕生した太子は頭がよいだけでなく、多くの人から慕われ、崇められる心の優しい人柄だったという。法隆寺を参拝したくなった。2010/09/14
裕弥
0
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えと
0
今の日本と、昔の日本。状況が違いすぎて昔の日本の様子をできる限り想像しながら読んだ。聖徳太子は心がとても清らかな人だったんだろうと思う。2024/01/05
ショーリン
0
奈良に行くので奈良で一番の有名人の本を読むことにした。昔一万円だった人くらいの知識しかなかったが25年に渡り摂政として政治を取り仕切り日本の礎を築いた立派な人なのだ。でも、渡来人説、不存在説など謎多き人でもあるようだ。2021/03/24