出版社内容情報
【内容紹介】
子供の記念写真なら、表情の愛らしさが再現できればよい。記録写真なら、撮影者の意図を第三者に正しく伝え、作品としての組写真なら、ストーリーを語らせなければならない。写真の上手下手は、意図がどれだけ反映されているかで決まる。シャッターを切る前に、「何故撮るのか」「何を表現したいのか」をもう一度考えよう。〈書く〉〈話す〉〈撮る〉……ともに貴重な自己表現の手段である。本書は、シャッターチャンス、フレーミングの基本から記念写真、記録写真、接写、組写真のまとめ方の実践まで、コミニュケーションの手段としての写真の考え方・撮り方を写真体験四十年の著者が蘊蓄を傾けて語る。
1回の“シャッター料”は……――10万円のカメラを購入して10年間使い、そのカメラが2万円で売れたとしよう。いくらたくさんのフィルムを写そうが、ろくに使わないで戸棚のなかに眠らせておこうが、10年間で8万円を償却したわけだ。1年間にすれば8000円ということで、年にフィルム10本を写したばあいは、1本当たり800円だが、二本しか写さなければ4000円にもついてしまう。36枚撮りのカラーフィルムを写し、同時プリントでサービス判のプリントを頼んでも2000円でお釣りがくるのに、償却費を入れれば1本6000円近くについてしまう。――本書より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
丰
1
Y-202002/11/05
timothy
0
三十年ほど前の本なので勿論実用性はありません。 とはいえ、写真機の普及がどのように進んだのか、当時の生活体験を通じて描写する件は、大変興味深く読めました。
Naota_t
0
近年のカメラ本とは真逆のことが書いてあったりするので面白い。 氏曰く、写真は枚数を絞って撮れという。デジカメとは正反対の考えだ。 まぁそりゃフィルムは有料だし、フィルムによってISO感度が違ったりしたもんだから、そりゃそんなバンバン撮ってても絶対上達しない。 栴檀は双葉より芳しとはいうけど、写真に限ってはある程度知恵と技術をもってしないと、本当に人に感動を与える写真は撮れない(と思う)。 今は電子データで、撮影した設定がすべて分かるんだから便利になった。 2012/06/20




