星海社文庫<br> ジハード〈6〉主よ一握りの憐れみを

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星海社文庫
ジハード〈6〉主よ一握りの憐れみを

  • 定金 伸治【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 星海社(2014/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 553p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061389779
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

束の間の和平は決裂した。多くの仲間の死を乗り越え、ヴァレリーとエルシードは最後の戦いに挑む。名作歴史ファンタジー、堂々完結!──さらば、ヴァレリー。定金伸治の贈る名篇、ここに完結!
十字軍に完全に包囲された聖都・イェルサレム、我を失い、心を幼少期に捕われてしまったエルシード、命の終わりが迫るサラディン……。
ヴァレリーはイスラム軍を率い、リチャード獅子心王に乾坤一擲の戦いを挑む。
数多の命を散らせ、莫大な費えをもたらし、東西の憎しみを増幅させた聖戦。イエスを捨てた青年は、この巨大な戦いにいかなる幕を引くのか──。
奔放な想像力で世界史上の画期を描いた名篇、ここに堂々完結!

定金 伸治[サダカネ シンジ]
著・文・その他

えいひ[エイヒ]
著・文・その他

内容説明

十字軍に完全に包囲された聖都、我を失い、心を幼少期に捕われてしまったエルシード、命の終わりが迫るサラディン…。ヴァレリーはイスラム軍を率い、リチャード獅子心王に乾坤一擲の戦いを挑む。数多の命を散らせ、莫大な費えをもたらし、東西の憎しみを増幅させた聖戦。イエスを捨てた青年は、この巨大な戦いにいかなる幕を引くのか―。奔放な想像力で世界史上の画期を描いた名篇、ここに堂々完結!

著者等紹介

定金伸治[サダカネシンジ]
作家。1971年大阪府生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1991年、『ジハード』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞に入選し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

21
完結。エルシードとお互いがかけがえのない存在と認識しながらも、平和のためにアリエノールと結婚しヤーファの共同統治を選んだヴァレリー。時間が経てば経つほど、あるべき存在が傍らにいない影響を周囲も強く感じる中で、置かれた立場による利害の対立から戦うことになった二人の心情が、周囲の人々の葛藤が辛かったです。戦う中で多くの大切な人を失い、苦しんだ物語でしたが、だからこそ二人が悲しい別離でなく、紆余曲折を経てあるべき形に戻ったことに安堵しました。そんな二人がどのようなその後を送ったのか、続きが読んでみたいですね。 2014/12/16

まりも

18
完結。この話は戦いよりも戦いを経て変化していく人の心の方を重視して書いた作品だったように思う。敵だったヴァレリーの事を愛して死んでいったアリエノール。ヴァレリーがいなくなった事で身体に異常をきたし浅慮な行動しか取れなくなったエルシード。人の良心を信じ、託されたものを必死で守ろうとしたヴァレリー。かつての味方に蔑まれ、大切なモノを失いながらも歩み続けた彼が残したものは大きい。読んでいてツラくなる展開の連続だったけど最後に今まで通りの彼らの姿があった事が救いになった。蛇足部分が読みたい限り。2014/12/10

鳩羽

7
キリスト教徒であることを、極端に言えばイエスを捨てて、十字軍の行いを不正義だとしてイスラム軍に加わった西洋人の青年の話だった。そういえば。かつての同胞と戦い、敵味方が入れ替わり、勝つことはなかったが壊滅することを防ぎ続けたのにもかかわらず、イスラムからも親しい人からも裏切り者のように言われる立場になるヴァレリー。もうそろそろ、ただの人間にかえしてやってほしいと思えるラストだった。2015/01/04

がくちゃびん

4
本シリーズを初めて手に取ってから早20年。ようやく全てを読了。途中で読むのをやめてしまったのは自分の意思とはいえ、最終的にどのような結末になったのか気がかりでしたが、ここでそれを目にすることができたことは幸運なことでした。キャラクターの行動基準や、死にゆく者の死のきっかけ、またなぜ死ぬことになったのかなどなど、キャラ描写に拙さが残されているのは作者の初期作品だからでしょうか。大団円とは言えぬラストでしたが、心に爽やかな風を吹き込んでくれるエピローグを読めば、これはこれで良き物語だったと思えてきます。2015/09/21

サケ太

4
かつて、このような戦いがあったのか。こんなひとたちがいたのか。多くの味方が死んでもかれは生き続ける。よわいかれがせおわされたおおくのもの。味方だったものたちにさげすまれ遠ざけられた。それでもかれは人を信じた。善性を信じ続けた。果たしてかれが得たものとは、選ぶ道とは。リチャードとの決着。「蒼狼」との因縁。新たなる不穏。心が痛む展開。それでもかれが信じたもの。そして、その後。やはり続きが読みたい。2014/12/04

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