星海社文庫 世界征服〈２〉００‐０２

至道 流星【著】

星海社（2013/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 390p／高さ 15cm
• 商品コード 9784061389465
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

舞台は西暦２０００年、アメリカ・スタンフォード大学。「世界統一政府プラン」という論文データから開始される「覇道」の世界征服！真理はここに。神の野心を打ち砕く礎にして、一条の希望なり
アメリカ・スタンフォード大学で研究員として働く桜井海斗は、学生相手に社会心理学の教鞭を執り、充実した日々を送っていた。だがその安寧は、世界最大の資本家・ブランフォート家による独裁支配計画書「世界統一政府プラン」を知ったことにより、暗転してしまう。口封じとして父を暗殺され、怒りと悲しみに暮れていた海斗は、遺伝子操作によって創り出された天才少女・リザと出会い、共にブランフォート家を打ち倒すため日本で活動を開始する……。
圧倒的なスケールとリアリティで描かれた「覇道」の世界征服、ここに開幕！

至道 流星［シドウ リュウセイ］
著・文・その他

霜月 えいと［シモツキ エイト］
著・文・その他

内容説明

アメリカ・スタンフォード大学で研究員として働く桜井海斗は、学生相手に社会心理学の教鞭を執り、充実した日々を送っていた。だがその安寧は、世界最大の資本家・ブランフォート家による独裁支配計画書「世界統一政府プラン」を知ったことにより、暗転してしまう。口封じとして父を暗殺され、怒りと悲しみに暮れていた海斗は、遺伝子操作によって創り出された天才少女・リザと出会い、ブランフォート家を打ち倒すため共に日本で活動を開始する…。圧倒的なスケールとリアリティで描かれた「覇道」の世界征服、ここに開幕。

著者等紹介

至道流星［シドウリュウセイ］
小説家、会社経営者、投資家。第７回講談社ＢＯＸ新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆ＳＳガール』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[Yobata]

スタンフォード大で教鞭をとる桜井海斗は父の死により人生が一転する。交通事故と思われた父は、世界最大の資本家ブランフォード家の｢世界統一政府プラン｣を知り暗殺されたのだった。父の意思を継いだ海斗は天才少女リザと出会いブランフォードと打ち倒そうとする…。凛の続きかと思ったら、これも改題文庫作なんだw｢雷撃SSガール2｣出てるの知らなかったw海斗&リザコンビのvsブランフォード戦話。ブランフォード家を中心に上層権力者を標的に群衆心理や情報操作などを利用して戦うので結構黒い。そもそも海斗側もブランフォード側も→

2015/05/03

[晦夢]

ブランフォートの世界統一政府プランを知ってしまったことにより命を狙われた海斗はブランフォートの遺伝子操作で生まれた天才リザとブランフォート打倒に乗り出す。実際にあった事柄とささやかれる陰謀論を上手いこと使って面白いストーリー展開となっている。この作者は下手にラブコメをぶっこまなけれは半端なく面白いな。

2014/09/12

[まろにえ]

世界征服への布石を打った『朝倉と凛』の物語から新たな主人公＆ヒロインへ。世界最大の資産家ブランフォート家の『世界統一政府プラン』のシナリオを手に入れてしまった『海斗』とブランフォート家の遺伝子操作により生まれた天才『リザ』の二人によるブランフォート家打倒の物語。　２巻も面白い。一からの起業、そして世界企業へ。インサイダー取引とは言え株って奴は…すごいな。9.11等の史実の出来事を『陰謀』と絡めてもっともらしく書かれるので、うっかり本当に…なんて思ってしまう。正に『大衆とは救いようのない愚か者』という　→

2014/09/09

[でーたべーす]

陰謀論って面白いな。ここまで現実に即した内容だと現実なんじゃないかと思えてくる

2013/05/15

[yosa]

展開がどうにも遅いなあと思いながら読み進めていたら、なんのことはない、ただの上下巻でしたか。内容的には文句ないのに、どうにも盛り上がりに欠けるのが辛いのだが、これは仕方がないというもの。それにしても現実と虚構を巧く混ぜ合わせ、境界線を曖昧にしながら読者を翻弄する手腕は見事としか言い様がありません。トンデモ話なのにこういった書かれ方をすると、素直に読み込んでしまう危険性がある。それが面白い。これぞ大人のためのライトノベルといったところでしょうか。とりあえず評価は次巻を読んでからでないと出せませんね。

2013/05/28