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出版社内容情報
成田空港に降り立ったアラタたち一行は、いきなり通り魔事件に遭遇する。新たな戦い〈オペレーション〉の舞台は日本、白熱の第二巻!次なる戦いの地は、日本!
中央アジアでの戦いを経て、一年ぶりに日本に降り立ったアラタと2ダースの“子供たち”。彼らを待ち受けていたのは、空港での通り魔事件と、日本の国家組織を名乗る謎の女性“イトウさん”だった──。通り魔事件、イトウさん、新興宗教、そしてかつての上司と同僚……全てが結びついたその時、アラタは東京の市街での作戦遂行を決意する──。『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が奏でる“現代の神話”、堂々の第二楽章開幕!
芝村 裕吏[シバムラ ユウリ]
著・文・その他
しずま よしのり[シズマ ヨシノリ]
著・文・その他
内容説明
中央アジアでの戦いを経て、一年ぶりに日本に降り立ったアラタと2ダースの“子供たち”。彼らを待ち受けていたのは、空港での通り魔事件と、日本の国家組織を名乗る謎の女性“イトウさん”だった―。通り魔事件、イトウさん、新興宗教、そしてかつての上司と同僚…全てが結びついたその時、アラタは東京の市街での作戦遂行を決意する―。『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が奏でる“現代の神話”、堂々の第二楽章開幕。
著者等紹介
芝村裕吏[シバムラユウリ]
ゲームデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
45
中央アジアの戦いを経て、一年ぶりに日本に降り立ったアラタと子どもたち。子どもたちの今後を案じるアラタが、日本の国家組織に所属するイトウさんから仕事を請け負うお話。できることなら子どもたちに武器を持たせたくなくて、でも生きる糧を考えると子どもたちに戦わせざるをえない現実。だからこそジブリールの健気さや、前向きに日本を楽しむ子どもたちに救われた感がありますね。日本であれだけの戦闘行為をする違和感を考えたら、出国もやむなしというか。お父さん的な役割になりつつあるアラタですが、彼らの安住の地はあるんでしょうか。 2014/08/25
まりも
44
「子供使い」となったアラタが日本に帰国し国家組織のイトウさんから仕事を請け負う話。子供達の居場所や未来を守るためには子供たちを戦場に行かせるしかないという現実との葛藤。子供たちとの日常生活が支えとなっている姿はアラタが深く子供たちを愛していることがよくわかりますね。1巻ではあまりわからなかったアラタの人間味が分かるようになって良かった。帰国したと思ったらまた出国という事で彼らが安住の地に出合えるのはいつなのか。次巻も期待。2014/10/16
パトラッシュ
32
一貫してアラタ視点で描かれるためイトウさんの言葉の端々に覗くだけだが、子供兵を傭兵とする民間軍事会社を設立できる人材が、その子らと一緒に来日すると知った公安警察の驚愕が目に浮かぶ。下手に逮捕拘禁したら反撃が怖いので、お役人である公安上層部は扱いにくい仕事を依頼して実力を見ようと決断を先延ばしした。そんな政治の思惑をよそにアラタは子供たちを指揮して殺人も厭わず戦ってとんでもない成果を出してしまい、大慌てで海外へ厄介払いしたわけか。能力の高い自由人を受け入れられなくなった日本の状況を逆説的に照らし出している。2020/06/24
AKF-ZERO
32
漫画版既読。元ニート戦争屋アラタ、『最初の24人』といわれる少年・少女兵を引き連れて日本へ。入国早々トラブルへと巻き込まれるも、日本国政府機関に雇われつつ文化圏の違う子供達と供に、日本食や勉強と称してちょっと観光したりと楽しんでます。そんな中での『自由戦士社』時代の同僚であるアメリカ産喪服エルフとの再開。アキバブログネタは笑いましたw 『僕のエクスカリバー』wwも手に入れて戦力を回復したアラタですが…。次巻どうなるか知ってるだけに次も楽しみとは書けませんが、悲しみに負けず読みきろうと思います。2017/06/22
miroku
22
戦場の子供たちと31歳元ニートの天才指揮官。今度の戦場は日本。子供たちが、平和に暮らせる土地が見つかると良いな・・・。2015/07/20