出版社内容情報
巨大なガにのって月へ向かったドリトル先生たちは,水や食物を求めての苦しい旅をします.月の世界の住民たちと話をかわすことができるようになり,先生は患者の診療に大活躍.
内容説明
巨大なガにのって月へ着陸したドリトル先生たちは、月世界を探検します。そこでは動物も植物も平和な生活をおくっていました。住民たちと話をかわせるようになり、先生は診療所をひらいて大活躍。ドリトル先生物語8。小学3・4年以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
86
2016年687冊め。シリーズ8冊めは月世界での探検。動物も植物も平和な生活を送っているのだが、何かのたくらみも感じる。月の制度では、人間社会の諍いや戦争を反省させられる。月に取り残された先生、次巻へ続く。 2016/09/04
たつや
46
駄菓子屋に通っていた純粋だった自分を思い描いて読むと、すんなり読める。時に、学んだ知識が邪魔になる事もある。ドリトル先生はとにかく、月について平和に戦争のない日々を送る。心配は病気だけ。良い世界です。そして、ここへ来て、やっと、さすが井伏鱒二と思う。2017/03/14
Dai(ダイ)
16
ヒュー・ロフティングの想像した月世界を、現実と較べながら読めて楽しかった。2020/05/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
10
月の世界に辿り着くドリトル先生。 月の巨人の謎。 先に地球に送り返されるトミー。 不思議な話は終わりがない。2011/04/23
にゅー
8
期待通りの面白さ。 そして、巨人がいるとか、今度は植物と会話するとか、やっぱり予想外のことばかりだった。 宇宙のこと、月のことを勉強する前に読んでおきたかった…。 でももしかしたら、事実もどこかにあるのかもとワクワクしながら読んだ。 大人に言わせたら、100%非現実的でありえないことなんだろうけど、ドリトル先生には夢を与えてもらえるし、信じたいと心から思わせてもらえる。 いつまでもこの本にワクワクできる人でありたいな。2019/02/06