出版社内容情報
伊藤 歩[イトウ アユミ]
著・文・その他
内容説明
本書は、選手や監督ではなく、親会社の事情も含めたプロ野球12球団の事業構造そのものに焦点をあてた一冊である。現役の金融ジャーナリストが、公開情報はもちろん、球団代表への取材や全球団への質問状送付、顧客満足度調査に全本拠地の現地取材といった、12年間の取材と執念で得たプロ野球の“経営”に関するデータを結集し、12球団を一球団ずつ詳細に分析する。
目次
1 球団経営の基礎知識(球団ごとに全く違う収入と経費;球団と球場の一体化とは;球団が持っているとは限らない興業権 ほか)
2 パ・リーグの経営(北海道日本ハムファイターズ―「マネーボール」を地で行くクレバーな経営で顧客満足度No.1;福岡ソフトバンクホークス―積極的な投資姿勢は他球団垂涎の的、球界随一の超ポジティブ経営;千葉ロッテマリーンズ―かつては球団改革の先頭集団、指定管理でも黒字化せず ほか)
3 セ・リーグの経営(広島東洋カープ―41期連続黒字、カネがなくば知恵で勝負の超ドケチ経営道;読売ジャイアンツ―徹底した親会社との分業、他球団にない特殊な経営形態;横浜DeNAベイスターズ―悲願の黒字化達成、親会社交代で驚異の急成長 ほか)
4 プロ野球興業を支える裏方たち(裏方なくして、プロ野球なし)
著者等紹介
伊藤歩[イトウアユミ]
金融ジャーナリスト。1962年、神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。ノンバンク、外資系金融機関、信用調査機関など複数の企業で融資、不良債権の回収、金融商品の販売などを経験。16年間のサラリーマン生活で培った実務経験と知識をベースに、経済専門誌を中心に執筆している。主要フィールドは法律と会計。2004年からプロ野球の球団経営の取材を開始。経歴を活かした各球団社長へのインタビューなど、人気記事を多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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