内容説明
わかりやすい言葉で、『論語』のエッセンスが読める!『次郎物語』で名高い作家、下村湖人が、人生をかけて読んだ『論語』をもとに書き記した、極上の物語。
目次
富める子貢
瑚〓
伯牛疾あり
志をいう
子路の舌
自らを限る者
宰予の昼寝
觚、觚ならず
申〓の欲
大廟に入りて
豚を贈られた孔子
孝を問う
楽長と孔子の目
〓の子
異聞を探る
天の木鐸
磬を撃つ孔子
竃に媚びよ
匡の変
司馬牛の悩み
著者等紹介
下村湖人[シモムラコジン]
1884年、佐賀県に生まれる。虎六郎と名づけられる。17歳のころより筆名を「内田夕闇」として『新声』『明星』などに詩歌を投稿しはじめる。1906年に熊本第五高等学校卒業、東京帝国大学文科大学(英文学専攻)に入学する。1909年、東京帝国大学文科大学を卒業。1911年より、母校である佐賀中学校で教鞭をとるようになる。1918年、佐賀県唐津中学校に教頭として赴任、1923年に校長となる。1932年より、筆名を「下村湖人」とするようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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