星海社新書
安全保障入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385955
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0231

出版社内容情報

人気軍事ブロガーdragoner初の単著!安全保障とはいかなる概念でなぜ必要なのか。日本のこれからを考えるために必読必携書!なぜ、「教養としての安全保障」が必要なのか?
安全保障に関する議論には、政治的立場の違いによる対立がつきものです。そして、関連する事象が報じられるたびに、識者それぞれが異なる見解を表明している現状は、安全保障を一層わかりにくいものにしてしまっています。そこで本書では、それぞれの立場がいかなる論理で安全保障概念を形づくっているのかという基礎知識――いわば「教養としての安全保障」を提供したいと考えます。安全保障は「酸素」にたとえられます。つまり、機能している間はその存在を意識することはないものなのです。テロや武力紛争が相次ぎ、世界から「酸素」が失われつつある今だからこそ、「教養としての安全保障」を身につけることが必要なのではないでしょうか。

石動 竜仁[イスルギ タツヒト]
著・文・その他

内容説明

紛争、テロ、安保法制問題…いまこそ、教養としての安全保障が必要だ―!人気軍事ブロガー・dragoner初の単著!

目次

第1章 安全保障の論理
第2章 戦争の論理
第3章 平和の論理
第4章 世界の諸問題
第5章 日本の安全保障問題
終章 これからの安全保障をどう考えるか?

著者等紹介

石動竜仁[イスルギタツヒト]
軍事ブロガー。1983年、ニューヨーク生まれ。大学卒業後、IT系企業に勤めるかたわら、2008年に「dragoner」名義で軍事関連ブログを開設する。2013年から本格的にライターとしての活動を開始する。現在は、個人ブログ「dragoner.ねっと」だけでなく、「Yahoo!ニュース個人」や「ジセダイ総研」などにも、軍事問題の時事解説を中心に寄稿している。『安全保障入門』が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろし

17
「教養としての安全保障が必要だ」という帯の言葉に目が吸い込まれた。100%同意で購入。安全保障は酸素のようなものと説き、軍事・安全保障について世間に広がる誤解を少しは解消したいとの想いから「dragoner」のペンネームでネット記事を執筆されてるんだとか。本書で取り上げられているのは「安全保障の論理」、「戦争の論理」、「平和の論理」、「世界の諸問題」、「日本の安全保障問題」の五章。新書の為広く浅く、全く関心も知識もない人が読んでも入っていけるように丁寧に書かれている印象。オススメします。2017/09/18

月をみるもの

6
「入門」という名にふさわしく、思ったよりずっとオーソドックスな構成になっている (^^;)  西ドイツへの核シェアリングの話に「なるほどな」と納得。2016/08/27

Haruka Fukuhara

5
色々としっかりと勉強された上でよくまとめてくれていて全体像がつかみやすい印象。学部卒でIT系の企業勤務の傍ら軍事ブロガーとして活動中、という著者の経歴に現代性を感じる。2017/06/16

さとうしん

4
集団的自衛権や自衛隊の文官統制といった時事的な話題も盛り込み、地政学に対して平和学もちゃんと紹介するといった具合に、網羅的かつ比較的片寄りのない入門書になっていると思う。中国に関して、日中両国がお互いを戦後レジームや現在の国際秩序に対する挑戦者と非難し合う関係にあるという指摘が印象的。2016/09/02

Sleipnirie

3
日本や諸外国の安全保障を語る前に知っておくべき基本知識(安全保障という考えが出来るきっかけと発展、戦争[紛争]・軍隊や平和の定義や対処法の変遷)を解説。その後に、現在のロシアや中国の行動、技術やテロについて。 日本の政府による自衛隊の統制、海外での活動、情報機関・武器輸出・ミサイルの防衛等。 とにかく広く浅くやってて詳しく知りたい人のために、おすすめの入門書、1冊ずつ載せてる。読んだ後、またこの本を読んでみる。2016/09/20

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