出版社内容情報
レズビアンタレント牧村朝子が語る、レズビアンたちのリアル。出会いは？生活は？セックスは……？ 当事者だからここまで書けた。パリで国際同性婚した著者が語る、「女の子同士」のリアル
私は、女性として生まれ、最愛の妻と結婚をしました。同性愛者は“少数派”です。しかし、決して“少数”ではありません。自身が同性愛者であることを公表する人も増え、LGBT、セクシュアルマイノリティの知識は、現代人の基礎教養となりつつあります。女の子同士はどこで出会うの？ どうやってセックスをするの？ 家族へのカミングアウトはいつ？ 同性同士の結婚って可能なの？ 私の経験からお話できることのすべてを、この一冊に凝縮しました。私と一緒に、「性」と「知」の冒険に出ませんか？ あなたの“百合観”変わりますよ。
牧村 朝子［マキムラ アサコ］
著・文・その他
内容説明
パリで国際同性婚した著者が語る、「女の子同士」のリアル。
著者等紹介
牧村朝子［マキムラアサコ］
タレント・レズビアンライフサポーター。１９８７年生まれ。２０１０年、ミス日本ファイナリスト選出をきっかけに、杉本彩が代表を務める芸能事務所「オフィス彩」に所属。ＴＶ番組で自身がレズビアンであることをカミングアウトして以来、レズビアンライフサポーターを名乗り、各種媒体に出演・執筆をしている。日本で出会ったフランス人女性と婚約後、フランスの法律に則って国際同性結婚をし、現在はパリ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
112
再読。去年、「LGBTと憲法」と言うテーマで講演を聞きました。日本でのLGBTを取り巻く環境はまだまだ厳しいものがありますが、少しずつセクシャルマイノリティが認知されつつあるのかなと思います。でもその実態は「興味本意」「冷やかし」が主たるもので、正しい理解にはまだ距離があるように思えます。本書はそんなLGBTについて著者の体験も交えながら赤裸々に綴った本。読むと自分自身の「性」についても考えさせられます。「性」の多様性を認め、本当の意味で一人ひとりが尊重される世界になって欲しいなと願わずにはいられません。2016/03/29
ヒロミ
52
これまでクィア理論やゲイスタディーズはゲイ男性の側から語られることも多く(語られたとしても多くはフェミニスト女性の立場からだった)レズビアン女性は長らく沈黙の時代が続いていたので、違和感を覚えるセクマイ女性も多かったことと思う。その意味ではこの本はかなり画期的な著書と言えるのではないだろうか。牧村さん自身の体験も交えつつ、対話形式でLGBTについてより細分化された基礎知識が語られている。セクシャリティについて悩む思春期の子たちにも読んで理解を深めてもらいたい一冊です。個人的には泣けた。2016/02/07
青蓮
42
タイトルが気になって手に取りました。結局、同性愛も異性愛と何ら変わりはないということでしょうか。性的指向をカテゴライズすることにはそんなに意味がなく、アイデンティティを確立することが大切で、そこに嘘をつくことせずに、あるがままの自分を受け入れる、それが一番大切だと思いました。是非とも多くの人に読んでもらいたい本です。2013/12/21
ヒデミン@もも
36
これは良書。対談式で、漫画も込みでの専門用語？の説明も解りやすい。子供の性教育や差別教育にも向いているのでは。差別と区別、差別する人たちを差別する、そして一番こだわっていたのは自分自身。と作者が同性愛者であることに悩み苦しみカミングアウトする。人は知らないものへ恐怖や嫌悪を持つ。今まで読んできた専門家の難しい言葉より解りやすい。2014/03/10
akihiko810/アカウント移行中
30
レズビアンである著者が、レズビアンの実際を語る。印象度B－ 百合はファンタジー。実際のものになると「レズビアン」と呼称した方がいいだろう。レズセックスってどういうものか、語るところはまあまあ面白かった。「なぜ自分は同性愛者なんだろう？」と悩む人にはちょうどいい本だと思う2023/02/18
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- 和書
- 経済協力用語辞典
