感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
25
「戦争がすんでみると、負けたけれども国は滅びなかった。その代わり、これまで死なばもろともと誓い合っていた日本人どうしが、われがちにと食糧の奪い合いを始め、人の心はすさみ果てた。」・・・日本人って軽佻浮薄なところがあるよね。流されやすい、というか。外界からの突発的な強い衝撃に周章狼狽するんだろうなぁ。2015/06/07
isao_key
7
随筆集『春宵十話』『風蘭』『紫の花火』『春風夏雨』『月影』の中から選んで編んだもの。時期的には1961年から1965年にあたる。大きく人生、情緒、教育のテーマに分けられている。本書には岡先生の様々な視点からの意見が集約されている。専門である数学、日本語、フランス留学時代、友人、女子学生への教え方、脳について、仏教、俳句、日本人など。一冊読むと先生の思考、嗜好が理解できる有益な本。現在廃刊なのが残念である。簡潔な文章の中に、常識にとらわれない発想が垣間見える。素読を6歳からするのは理にかなっているという。2014/08/12
お気楽になりたいお気楽さん
3
ちょっと難解で読み終わるのに少々時間を要した。道元さんに関する話、パリの日本館などでの中谷宇吉郎さん、治宇二郎さん兄弟との交流の話が興味深かった。「人がけものから人間になったというのは、とりもなおさず人の感情がわかるようになったということ」「大衆のこころの不変の特徴は、ものの欠点だけが目につくこと、不公平が承知できず、また全くこらえ性がないことである。そして、悪いのは自分でなく他人だと思いこむことである」「宗教はある、ないの問題ではなく、いる、いらないの問題だと思う」☆☆☆2022/01/10
お気楽になりたいお気楽さん
1
(再読、外出先で少しずつ読む)やはり難解。寺田寅彦、中谷宇吉郎、吉川英治に係るエピソードが面白かった。「日本的情緒は真我的である」☆☆2024/06/13
山崎崇
1
素敵な本です。 数学とのつきあい方について書いてあるっという感想です、内容と差異があるかもしれませんが、まぁ思うところは人それぞれってことで勘弁してください。