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内容説明
「もっと速く読めたらなあ」―この願いは、受験生、ビジネスマン、研究者といわず、誰にとっても切実なものであるかもしれません。それが、科学的なトレーニング(訓練)によって、身につけることができるとしたら、私たちにどんな大きな利益をもたらしてくれることでしょう。この本は、科学的な裏付けを背景に、速読の極意を、やさしく語ろうと意図したものです。
目次
第1章 読書速度とは
第2章 読書速度はどう発達するか
第3章 読書速度と理解度
第4章 読書速度を高めるには
第5章 読書速度と眼球運動
第6章 眼球運動を訓練する
第7章 機械で訓練する
第8章 書物で訓練する
第9章 速読法から速読術へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
2時ママ
1
長女 高1。 2024/07/01
とり
1
3.5 速読の科学的な検証や方法論。飛ばし読み、斜め読み、段落毎に最初の文だけ読むなど以外の速読法は、眼球運動から分速2500が限界らしい。著者も含めた色々な実験データを載せながら解析していてなかなか面白い。 小説にも使える全文読みの速読は、日頃から訓練が大事。理解しながら出来るだけ早く読む、時間を計り分速を出す、多読と書評、固まりで意味を捉える、眼球の停留を一行一回を目指す、あたりがポイントのよう。 特に段落読みは立花隆も同じ話をしていて面白かった。2016/08/11
ハニ
1
テスト結果は毎分2400文字だったが正当数が10分の6なので見直しか使い分けが必要だと思った。2011/03/18
dacotsu
1
★★☆☆☆世界中の実験データをもとに速読を考察している一冊。速読の方法論には、あまり重点を置いてないような。とにかく、論文紹介にページを割いていて読む人を選ぶかも。2010/10/16
こうきち
0
冷静に速読術を考えるにはいい本だけど、あまり、実践的な箇所がないなぁ。テストは面白かったです。2015/03/29