内容説明
“M&Aの現場では何が行われているのか?”弁護士兼公認会計士による、臨場感あふれるストーリーと解説。
目次
M&A担当
秘密保持契約(NDA)
事前交渉
基本合意書締結
DDの依頼
キックオフミーティング
スケジュール調整
依頼資料リスト
チェックリスト作成
現地調査
工場見学
株式
議事録
資産
契約書
分析
労務問題
負債
知的財産権
子会社
インタビュー
海外子会社
許認可
バリュエーション
報告会
入札・最終契約書
著者等紹介
横張清威[ヨコハリキヨタケ]
弁護士法人L&A弁護士・公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuichi Tomita
5
仮想事例と解説から成るM&Aの入門書。細かな解説をすることよりは、タイトルどおりM&Aの手続きがどのような流れで進むのかを理解するための書籍である。その中で最低限知っておかなければならないことが解説されている。 著者は弁護士で公認会計士でもあることから、法務DDと財務DDが連携することの重要性を散りばめている。まぁ確かに大事よね。 予想よりは構成もよく考えられているし、面白い内容だった。解説部分は最低限なので、当然別途学習が必要。2021/09/07
グッドバイ
3
ある上場会社が非上場会社を買収する案件を題材として、M&Aに関する①基礎知識②法務③財務を学ぶことができる。NDA締結~基本合意締結~法務・財務DD~最終契約までの流れ及びポイントを、ストーリーを通じて学ぶことが可能。各章毎に解説があるため、単にM&Aを題材とした小説とは異なり実務知識を習得可能。M&Aに携わる際の導入書籍としてお勧め。
はち
2
@85 初心者には非常に入りやすい。グッドな入門書。2023/01/24
さーふアザラシ
2
物語形式で企業の売買がえがかれている。解りやすい。法務、財務での検討。株式の譲渡、株主が本当に株券を持っているかなど、色々な事例を扱っている。デューデリが解る。5h★52022/07/13
すべから
2
意外とストーリーが面白くて、サクサク読み進められる。解説も最低限のことは分かりやすく簡潔に書かれているし、読み物系入門書としては十分。 専門家視点(法務に偏り気味)が多かったので、もう少し買い手側、売り手側の意図が盛り込まれてても良かった。 最終契約の交渉という山場がなく、終わってしまったのは残念。買ってからが本番だということも示唆ぐらいはすべきでは。2があれば読みたい。2020/10/17
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