出版社内容情報
彦坂 有紀[ヒコサカ ユキ]
著・文・その他
もりと いずみ[モリト イズミ]
著・文・その他
内容説明
「浮世絵」の手法で摺られた木版画が、焼きたてのパンをみごとに表現!木版画は、その時の気温や湿度によって、色ののり方が変わります。パンもその日の気温や湿度によってふくらみが変わります。木版画特有の色ムラをおさえてなめらかに摺ると、しっとりとしたバターロールがあらわれ、木目を強調して摺ると、かりかりのフランスパンができあがります。どうぞ、「摺りたて」のパンをめしあがってください!
著者等紹介
彦坂有紀[ヒコサカユキ]
彦坂木版工房の木版画家。木版の素晴らしさを伝えるため展示会や木版のワークショップを行う。2012年に『バンと木版画』を自費出版。同年よりイラストレーターとしても活動をはじめ、広告や食品のパッケージ、雑貨のイラストなどで幅広く活動
もりといずみ[モリトイズミ]
彦坂木版工房のアートディレクター、図案家。『パンと木版画』をはじめ、彦坂有紀の描いた木版を基に書籍、雑貨などあらゆるデザインを行う。彦坂木版工房主催の展示会や「木版市」などのイベントの企画も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
122
おいしそうなパンが、整列した兵隊のように次々と登場してきます。クリームパンに、あんぱんに、ロールパンに、ジャムパンなどなど…。どれもこんがりと焼き色がついていて、そうなおいしそうなパンたちばかりなんですよ。描かれているパンは、イラストだとばかり思っていたのですが、すべて木版画でできたパンなのです。それを聞いて納得してしまいました。木の温もりが伝わったパンだから、デフォルトされていても、こんなにも食欲をそそるパンに仕上がるのでしょうね。2015/04/14
Kawai Hideki
101
木版画で描かれたおいしそうなパンの絵本。クロワッサンの薄い層とか、あんぱんの焦げ目が薄くなってるグラデーションとか、あんこのしっとりした感じとか、カレーパンの香ばしそうな衣とか、ハンバーガーのみずみずしいトマトとか、木版画で再現されるおいしさが素晴らしい。娘は、うぐいすパンがお気に入りとのこと。パンの生地の間からのぞく、緑のあんこが奇麗だよね。2016/06/09
♪みどりpiyopiyo♪
88
これまた ページをめくるたんびに わぁ ∩・∇・∩ って声が出ちゃうよ 笑。ふわふわ パリパリ ほんとうにおいしそう♡ ■みんなが大好きな いろんなパンを「ぱくっ」ってする絵本です。『ケーキ やけました』『コロッケ できました』と同じ二人の合作。木版の重ね刷りは、浮世絵とおんなじ手法! パンのふわふわや焼き色がよく表されてて惚れ惚れ♡ 日本の菓子パンは とうとう浮世絵と同じ土俵に乗りましたか☆(← )■ページをめくれば おなかが ぐー。もぐもぐ ごちそうさまでした♪ (2016年)2018/01/28
ねむねむあくび♪
68
図書館の本。読友さんの感想で借りたこの本。暖かくて可愛いかった♪(^o^)2ページごとに1つの額に入れて、2コマ漫画のようにして飾りたいな~♪( 〃▽〃)(笑)2016/03/03
ぶんこ
58
実にシンプルな絵本で、こういったシンプルなのが子どもは夢中になるのでしょう。美味しそうで食べたくなる絵と思っていたら木版画だったとは驚きです。作成過程を知りたくなりました。2018/04/12