内容説明
ゆうぐれどき、みんながかえってしまったこうえんで、だれかがくまのことを、じっとみつめています。それは、そらにぽっかりうかんだ、まんまるのおつきさまでした…。いちにちのおわりがあたたかくなるおはなし。
著者等紹介
神山ますみ[カミヤママスミ]
1961年東京都生まれ。第10回イラストレーションザ・チョイス年度賞入賞。1996年より渡仏。その後フランスと日本を行ったり来たりの生活をして、2005年にフランス・ヴィオフレイ市文化賞受賞。2006年フランスで大型絵本『Paris y es tu?』(パリ、きみはどこ?)を出版。日本国内の作品としては『ボクは知っている』『ぶたのほかほかパンやさん』『こもり森のわすれなぐさ』などがある。おもに銅版画による独特なタッチで制作をし、現在は絵本を中心に活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
14
なんとも微笑ましい。有りがちで終わらないところが良かった。2015/11/10
さる
7
読み聞かせ 可愛い絵とほのぼのするお話。おつきさまがおうちに遊びに来てくれて、月明かりで本を読み、お月さまと寝るなんて幸せすぎる!でも、お月様が出る前に家に帰った方がいいのでは⁉︎2015/09/14
遠い日
5
お月さまが自分といっしょに動いてくれるように感じた経験は誰にもあるもの。おつきさまの光に心安められ、共に歩いているように感時られるところに、親近感を覚えるもの。くまのことお月さまの温かな交感。月明かりに包まれて眠る幸せな夜。2017/05/28
kazu_tea
4
人懐っこいお月さまとクマの子のやり取りが微笑ましい。2011/09/19
しろくま
3
11か月の娘と。お月さまとくまのこのお話。最後まで暖かい雰囲気で優しい気持ちになりました。ラストがいいなぁ。娘も思った以上によく聞いていました。絵もかわいいです。2016/11/14