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出版社内容情報
【内容紹介】
人間社会の“かけひき”を分析する
《軍事作戦》勝利を最大にするには、兵力をどう配置すべきか？
《選挙戦》左翼や右翼など両極を狙うか、中間層を狙うか？
《マーケティング》どのテレビ時間帯を買うのが一番有利か？
《夫婦間の争い》夫はボクシング、妻はバレエに行きたい。とうすればよい？
《労働争議》早期解決のためには、闘うべきか、妥協すべきか？
《囚人のジレンマ》黙秘を続けるべきか、共犯証言をすべきか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
27
1973年の本ながら、ゲーム理論の入門書として分かりやすく、理論の目指しているところも知れて良かった。ゲーム理論は人々の競争、調整、交渉というケースバイケース的なものに一定の規則がないかという探求からはじまり、いくつかのモデルを見出だした。もちろん、価値観や感情によって戦略は変わるが基本的な考え方、２人の時の駆引きと多人数の取引、一人が先を読むのではそれぞれどう違うのかということを体系的に考えているのでとても面白かった。個人的には協力についての戦略成立をもっと知りたい。2022/05/20
KAZOO
13
原著は４０年以上も前に書かれたものです。ですから最近のゲーム理論の成果を取り入れてはいませんが、入門者にとってはかえってわかりやすい本だと思われます。基本的な原理のみをかなり説明文章や例示を多くしています。イラストが面白く興味を持って読めるのではないでしょうか？2014/05/29
オザマチ
6
人間社会のかけひきをモデリングし考察するという話。私が他に学んできた数学とはまた違った面白みと結果があって興味を持ったが、自分で使えるようになるには別の本を参照する必要がありそうだ。2014/07/09
黒い森会長
3
最後の方であきらめる。ゲーム理論を数式を使わず説明しようとした本。昔の本だが訳が悪い。文一つ一つの誤訳は無いようだが、そんな文を並べると、意味が通らなくなったり、わかりにくくなったりする。読解力が低いわけではないが、数式を使っていないので、言いたいことがわかりにくい本、昔の本だから、少しけなしてしまう。2019/08/22
Terry Knoll
3
ゲーム理論分野では古典になる本でしょうか？ 私にとっては難しくて入門書ではなかった。理論をしっておれば、多数の利害調整を考える時に、役立つかもしれませんね。2019/04/25
