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新人物文庫
松平家の謎―江戸時代と徳川家のルーツ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404039194
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0121

内容説明

戦国時代、三河国松平郷の豪族であった松平氏は、西三河に勢力を張るが、隣国の織田信長と今川義元との勢力争いに巻き込まれて没落してゆく。その後、松平一族は三河を統一した徳川家康の譜代として家臣団の中核をなし、のちに幕府の要職を占めてゆく。江戸幕府を樹立した家康は、「徳川」姓を将軍家と尾張・紀伊・水戸家の御三家にしか認めなかった一方、伊達・前田・浅野・毛利・島津家など縁戚関係にある有力大名に「松平」の称号を与えた。結束を武器に戦国時代を戦い家康を大大名の地位に押し上げ、江戸時代を通じて幕藩体制をささえた松平一族の「本質」を探る。

目次

徳川家と松平家―「葵」ブランドの二重構造
松平全家総覧(徳川宗家;徳川御三家;徳川御三卿;徳川御三家系松平家 ほか)
松平一族の群像(松平親氏(三河松平家)―松平氏繁栄の基礎を築いた謎多き祖
松平忠輝(越後国高田藩)―謎の失脚事件で逝った多彩な名将
松平忠直(越前国福井藩)―「狂乱」伝説も残る悲運の家康の孫
松平信綱(武蔵国川越藩)―「知恵伊豆」と呼ばれた家光の懐刀 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

2
実は家康の家系以外にもたくさんいた松平家一門。その一門の由来と、江戸時代・それ以降の歴史を網羅したマニアック本(笑)実は松平一門も他家の例に漏れず、(いわゆる)内輪もめでつぶし合ってきた歴史を持っていて、背景を探れば家康の生い立ちの悲劇は、一門の主導権争いが原因だったほど。その一門がいかにして家康の元、徳川本家と共に江戸時代を生き抜いたのかが書かれていて、歴史を感じさせる。ちなみに松平家は全国に散っているので、よくよく見てみると地元の殿様は松平だった、ということもあるかも。。。2012/01/24

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