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出版社内容情報
【内容紹介】
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。
ピカソが出たり、天下取り3人男(信長・秀吉・家康)が登場するなどウイットのある文章で誰にでもわかりやすく書かれているので、どの分野の読者が手にしても、豊富な話題に魅せられて一気呵成に読んだあと、〈これはおもしろい〉・〈これは使える〉ということになろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
17
#感想歌 計画の科学PERTとCPM。OR学会発表に入れ。p.s. PERT、CPMの紹介本です。大事な道具です。最近はあまり教えていないのは残念です。 2017/09/18
KAZOO
12
かなり古い本ですが、最近のPERT、CPMを解説している本よりは、はるかにわかりやすく書かれていると思っています。入門の本として基本的な考え方などを理解するのには一番であると思っています。この本からさらに実務的な本に進むとわかりやすいと感じました。2013/10/11
タケヒロ
7
ネットワークは、ねりあがった計画の論理性を綜合的な見地から検証し得る利点を持っており、ガント・チャートで工程を組んでいくと疑問を抱かずに素通りしてしまうような点にも、計画の段階で検討の手をさしのべることができ、必要に応じて計画の密度を上げることが可能になるとの言葉が印象的だった。2016/05/01
mft
4
図書館本。半世紀前の手法 PERT。今も使われているのかな? 前半は、自明なのでは、という感じだった。具体的な適用を考えると分割されたタスク数に対処するのが大変そうなので、コンピューターの助けが欲しい(きっとツールがある)。計画を経験と勘から解放できるのかと思って読み始めたけどそうでもなさそう2024/08/21
きをふし
4
PERTを使った計画(プランニング、スケジューリング、フォローアップ)のやり方を解説している。計画につきまとう経験や勘という泥臭さを科学的方法によって脱臭する力強さを感じた。図の載せ方が巧くて、ページを行ったり来たりせずに文章と図を読み比べられるのがうれしい。2013/10/07