出版社内容情報
完全保存版!有栖川有栖、貴志祐介、中田永一、藤田宜永、宮内悠介、柚木裕子ら圧巻のラインナップで届ける短編推理の決定版。
完全保存版! 2012年、国内で発表された数百の短編から、
日本推理作家協会が選び抜いた、短編推理の決定版!
――ミステリの世界はとても新陳代謝が激しく、今年もベテランから新鋭までバラエティに富んだ顔ぶれがずらりと並びました。本書を手にとった方に素敵な出会いがあることを、心より祈っております。 日本推理作家協会理事長 東野圭吾(序文より抜粋)
「父の葬式」 天祢涼
「本と謎の日々」 有栖川有栖
「機巧のイヴ」 乾緑郎
「青い絹の人形」 岸田るり子
「ゆるやかな自殺」 貴志祐介
「妄執」 曽根圭介
「宗像くんと万年筆事件」 中田永一
「悲しみの子」 七河迦南
「探偵・竹花と命の電話」 藤田宜永
「青葉の盤」 宮内悠介
「心を掬う」 柚月裕子
「暗い越流」 若竹七海
「推理小説・二○一二年」 佳多山大地
内容説明
2012年に国内で発表された数百の短編から、日本推理作家協会が選び抜いた、短編推理の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
29
半分の作家さんが初読みでした。柚月さんのみ既読… その初読みの岸田さん 藤田さん 若竹さんのが面白かったです。曽根さんも面白かった(*^^*) また機会が有れば 読んでみたく思います。2014/03/28
山田太郎
27
どうも全然興味がなくて読む気が起こんないのが、3つほど。なんか最近いやなやつ出てくる話が多くないか。読んでてイライラする。特に頭良さそうにみえて頭悪いいやなやつがでてくる話。根拠はあんまりないといえばないのですが。2013/08/15
こっち
24
短編ながら読み応えのある作品たちでした。特に乾緑郎さん「機巧のイヴ」は独特の世界観がさすが。中田永一(乙一)さん「宗像くんと万年筆事件」はジンと来るストーリー性の高さとミステリとしてのクオリティーのバランスが抜群。若竹七海さん「暗い越流」は淡々と描かれているにも関わらず、ぐっと引き込まれてしまいました。お気に入りは曽根圭介さん「妄執」。まさかの展開と気持ち悪さが絶品。過去に遡ってこのアンソロジー追ってみたいと思います。2014/07/22
にこ
19
既読の作品も何点かあったけど、もう一度読み返して楽しませていただきました。 「機巧のイヴ」羽鳥の思い人は一体…と引き込まれ、最後はお見事です。「探偵・竹花」竹花のおめでたい名前って?「青葉の盤」榧の精、良かったです。「心を掬う」既読でしたが、やっぱり佐方検事、素敵です♪そして、中田永一が乙一さんだなんて知りませんでした。要チェックですね。2013/10/09
✿yoko✿
15
中田永一目的で借りたけど既読でした。その他の作品も読みごたえあるものばかりでした。2013/06/15