内容説明
本書は、2002年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から、日本推理作家協会が最も優れた20篇を厳選した、決定版アンソロジーです。推理小説界2002年の概説、ミステリー各賞の歴代受賞リストもついて、資料としても充実しています。50年を越える歴史を誇る唯一無二の推理年鑑です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爽
10
バルーン・タウンの手毬歌/松尾由美、鏡の家のアリス/加納朋子、緋友禅/北森鴻、犬も歩けば/笹本稜平、なけなし三昧/宮部みゆき、チルドレン/伊坂幸太郎、がお気に入り。背筋がゾッとするような話もあったけれど、それも短編のいいところか、さっと終わるので丁度いい。新しい作家さんにも手を出してみようかな、と思っていたところで、気になる作家さんもいたので、また探してみようと思う。2003から読んでしまったけれど、まだまだあるようなので是非読もう。2013/02/03
みかりん
3
いろんなミステリーがあって面白かったけど、長かったよ〜。好きな作家が結構いて良かったです。2015/12/17
しゃな
1
北森鴻、笹本稜平、伊坂幸太郎、奥田英朗の作品が特に面白かった。石田衣良は次に読む予定の本の中の一編を先に読んでしまったようで、なんとなく損した気分。宮部みゆきは初読ではなかったが、このシリーズは結構好き。2017/02/11
dra-wrappin
0
奥田英朗につきる。いやー、やっぱりこのシリーズおもしろいし、読み応えあるなあ。2013/03/11
てふてふこ
0
虚栄の市(北村薫)、いてもたっても(奥田英朗)、キミドリの神様(石田衣良)、犬(乙一)、チルドレン(伊坂幸太郎)は読んだ事あり。初作品で印象的なのは見えない悪夢(緑川聖司)、鬼女の夢(高橋克彦)。ブルテリアのベルちゃんが出てくる作品も良かったな。2010/03/20
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