出版社内容情報
秦氏ユダヤ人・義経はなぜユーラシア大陸を支配できたか? 義経は同化ユダヤ人としての国際感覚を生かしてモンゴル帝国をつくった――。戦後の自虐史観の中で封殺された「義経=チンギス・ハン」説をフォルモロジー(形象学)で読み解く。『日本にやって来たユダヤ人の古代史』(3刷)で古代ユダヤ人来訪説をめぐる新解釈を示した著者が、義経=チンギス・ハンの真相に迫る。
内容説明
源義経はモンゴルに渡り、天神・成吉思汗になった。戦後の自虐史観の中で「源義経=チンギス・ハーン」説が封殺された理由を読み解く。
目次
第1章 「義経=成吉思汗」説をフォルモロジーで解読する
第2章 「義経=成吉思汗」説を支持した知識人たち
第3章 義経は「自害」した後、どんなルートで北海道へ渡ったか
第4章 大陸に渡ってからの天神=義経の活躍を追う
第5章 義経=成吉思汗のユーラシア大陸征服はなぜ成功したか
第6章 義経=成吉思汗はなぜ世界で尊敬されたか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
12
「フォルモロジー」とか言ってるけど、最初にわずかしか言及していない(笑)。義経とチンギス・ハーンの肖像画を見比べて、顔のパーツの表現が似ているとか指摘して、これが「フォルモロジー」なのかと思った。後は先行研究(小谷部全一郎、佐々木勝三、田中良一など)をまとめて、義経とチンギス・ハーンが同一人物かを論証しているが、まぁ牽強付会な語呂合わせのオンパレード。テムジンは天神から来ているとかそんなレベルである。ここまで来たら著者は突っ走ってもらいたい。2023/10/25
KAN
10
かつて、高木彬光の「成吉思汗の秘密」をおそらく高校時代だったかに読んで、関心はもっていたが、「邪馬台国の秘密」以上にかなり無理のある説だと思っていた。しかし、田中先生のフォルモロジー、日本に渡来したイスラエル、秦氏の言説に大きな日本の可能性を見出す気がしていたので、この説も一定のうなずかせるものがある。なにしろ、モンゴル帝国は名前だけで、ほとんど無知なので、改めてこういった歴史を見直すことは、世界の中の日本を見直すことにもつながるのだと思う。2023/12/25
かずさん
0
1つの説としておもしろいとは思った。2024/03/09
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