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出版社内容情報
【内容紹介】
水槽の中の60センチばかりの魚がフッと反転した。と、ルビー色の光がギラッとひかって、とおりすぎようとしたボクの網膜にやきついた。あわててボクはひきかえし、その水槽にかけよった。アカメ──これがボクのアカメとの初対面だった。(「あとがき」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
27
国語の教科書「海の命」と似ているお話。その時期になると読みたくなる。昔から人が近づいてはいけない場所がある。危険なところでもあり、自然を守ることにもつながっている。昔からの人間の知恵だろう。2メートルもあるアカメ。後書きに、アカメとの出会いとシーラカンスのことが書かれている。神話とのつながりも本編にある。シーラカンスは、沼津港深海水族館で見ると圧倒される。一度、四万十川には行ってみたくなる。この釣りキチ三平のシリーズは、1冊にまとめられているので、うれしいもの。2025/02/23
のぶのぶ
6
再読。本日、国語「海の命」の研究授業を見たので、自分がしたときもそうだが、この授業に関わったときに再読したくなる本。初版を比べると釣りキチ三平の方が早い。インターネットで調べると四万十川や浦島太郎の著作が「海の命」の著者にあることが分かり、釣りキチ三平の影響?釣りキチ三平に出てくるアカメ、潜水艦はすごい!!四万十川の守り神。人が近寄ってはいけないところには命を繋ぐ知恵が隠されているのかもしれない。何でも開発してしまう現代、大丈夫なのだろうか?2016/03/08
T
1
釣りという言葉が似合わないほど豪快な死闘。魚に引っ張られて水上スキーしています。あまりにすごいのでググったら本当にでかい魚でビビりました。http://angler-life.com/archives/44932837.html2018/02/01
b.k.ノムラ@漫画
0
アカメ釣り編。「四万十川のアカメ」収録。2008/11/17