出版社内容情報
小泉・安倍政権を通じて官僚との死闘を繰り広げた二人が、霞が関・永田町・マスコミの裏話を交えつつ、今後のあるべき政策を語る!
小泉内閣そして安倍内閣の改革の司令塔として活躍し、現在は「霞が関埋蔵金」や「政府紙幣」などの解説でテレビ・新聞・雑誌でもお馴染みの「官僚すべてを敵にした男」と、安倍内閣時に「公務員制度改革」や年金・税制などの様々な改革の重要政策メニューを提言していった極秘チームの一人として官僚たちと「七〇〇日間死闘した男」が、その後の福田・麻生政権の政治・経済政策のだらしなさに、我慢できず物申す! 「財務省・日銀に飼い慣らされている証券・銀行系エコノミスト」「補正予算濫用のからくり」「マスコミの変わらない談合体質」「官僚帝国ならではの『サラトイ』文化」など、政策通・業界通でなければけっして分からない、霞が関と永田町そしてマスコミの裏側を明かしつつも、「百年に一度の危機」に直面している日本国のゆくえを憂い、今後とるべき政治・経済政策についても意見を交わし提言する。まさしく「縦横無尽」の密談会議がいま公開される!
●まえがき ――髙橋洋一
●【第一部】百年に一度の危機から日本は脱出できるのか
[1]同時進行する世界的金融危機と日本の経済不況
[2]麻生政権の経済政策を点検する
[3]日本経済を救う突破口はある
●【第二部】日本の国政をどう救うか
[1]「道州制」が日本再生の鍵となる
[2]官僚支配を打ち破る突破口がある
[3]マスコミ・エコノミストに騙されるな
●【第三部】日本の財政をどう救うか
[1]「財政審」はもういらない
[2]世にも不思議な官僚の世界
[3]もういいかげんにしようよ! 財務官僚
●あとがき ――長谷川幸洋
内容説明
「官僚すべてを敵にした男」と「七〇〇日間死闘した男」の最強タッグが緊急直言!不況の元凶はどこにあるのか―日本国を蝕む経済政策、官僚、日銀、マスコミ、経済学者たちを一網打尽にする。
目次
第1部 百年に一度の危機から日本は脱出できるのか(同時進行する世界的金融危機と日本の経済不況;麻生政権の経済政策を点検する;日本経済を救う突破口はある)
第2部 日本の国政をどう救うか(「道州制」が日本再生の鍵となる;官僚支配を打ち破る突破口がある;マスコミ・エコノミストに騙されるな)
第3部 日本の財政をどう救うか(「財政審」はもういらない;世にも不思議な官僚の世界;もういいかげんにしようよ!財務官僚)
著者等紹介
高橋洋一[タカハシヨウイチ]
東洋大学経済学部教授。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80年に大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、米プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)などを歴任、2006年から内閣参事官。小泉内閣、安倍内閣における改革の司令塔として活躍し、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融機関一本化」「公務員制度改革」などを実現。07年には、「埋蔵金」論争を巻き起こし脚光を浴びた。08年に退官し、現在にいたる
長谷川幸洋[ハセガワユキヒロ]
東京新聞・中日新聞論説委員。1953年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。77年に中日新聞社入社。87年に東京本社(東京新聞)経済部。89年、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で国際公共政策修士(MIPP)。東京本社外報部、ブリュッセル支局長を経て、99年に東京本社論説委員となり、現在にいたる。2005年、財政制度等審議会臨時委員。06年、政府税制調査会委員。07年、日本記者クラブ企画委員・道州制ビジョン懇談会委員・ふるさと納税研究会委員・官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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