もえぎ文庫<br> 花の虜囚―弄花伝

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もえぎ文庫
花の虜囚―弄花伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059040651
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

中原一の大国・脩の八公子、璃瑛。宮中で見捨てられた存在である彼が慕うのは、兄の太子・朱奎のみ。その兄を訪ねる途中、山賊に襲われたところを、之焉という青年に救われる。之焉の強さに惹かれた璃瑛は、彼を指南役として迎え入れた。が、直後、同盟国である傀が攻め入ってくる。その陣頭には、之焉―。奴隷となった璃瑛は女のように華美な衣裳をまとわされ、之焉に囲われる。さらに朱奎の命を救うため、好色な傀王の後宮に入ることを決意し…。

著者等紹介

秋山みち花[アキヤマミチカ]
東京都出身。千葉県在住。12月22日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

36
「仮面の花嫁」で登場した脩の公子・朱奎が気にかけていた弟璃瑛が主人公。領土問題はいつの時代にもあるようだ。復讐やなんやかやと人々は殺し合いが好きらしい。でもまだこの時代は自然が豊かだ。今の時代領土問題より環境問題に本腰をいれなきゃ人々の住む星・地球が壊れてしまう。いやいやその前に人類が滅びりゃ地球は100年の眠りから覚めたらまた覚醒するだろう。その時にまた、赤い珠や青い珠を持って生まれた子が出てくるかも。2018/10/08

みずほ

2
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 脩・楊・傀という3大国に衰退する堅王朝。各国の権力闘争の中で、それぞれの公子や武人が出会い恋に堕ちるというドラマチックなところがイイ。傀の将軍×捕虜となった脩の公子。メインカプのキャラが前作「仮面の花嫁」と少し被る気もするけど、濃いロミジュリ設定で楽しめた2009/04/13

ゆきち

1
前作より話も練られていて面白かった。受けの璃瑛もちゃんと男の子で良かった。1作目から気になっていたお兄ちゃんの相手がどうやらあの方のようで……。ちょっとこの話では好きになれない感じだったのでどうなのかなと心配。しかし、ここたて続けに秋山さん読んでるけど、宦官とか神官に受けを嬲らせるの好きね……。2014/11/19

むぎ

1
結局あの玉はなんだったんだ…わかんなかったのは私だけですかねw2011/06/01

こひゃくあ

1
弄花伝の中では、これが一番安心して読めた。2009/06/24

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