内容説明
公共空間における「書き言葉」の西欧化・国際化・他民族化。その歴史と現状から、日本社会の変容を読みとっていく。
目次
序文 日本の言語景観―西欧化、国際化、そして他民族化
第1章 多言語化と言語景観―言語景観からなにがみえるか
第2章 経済言語学からみた言語景観―過去と現在
第3章 言語景観と公共圏の起源
第4章 言語景観の中の看板表記とその地域差―小田急線沿線の実態調査報告
第5章 地下鉄案内板にみるローマ字表記―東京における1999年の実態
第6章 日本の言語景観の行政的背景―東京を事例として
第7章 視覚障害者にとっての言語景観―東京山手線の点字調査から
第8章 言語景観における移民言語のあらわれかた―コリアンコミュニティの言語変容を事例に
著者等紹介
庄司博史[ショウジヒロシ]
国立民族学博物館民族社会研究部。専門は言語学、言語政策論、移民言語
バックハウス,ペート[バックハウス,ペート][Backhaus,Peter]
ドイツ‐日本研究所。専門は社会言語学、会話分析
クルマス,フロリアン[クルマス,フロリアン][Coulmas,Florian]
ドイツ‐日本研究所長。専門は社会言語学、文字と表記(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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