学研M文庫
古今集・新古今集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059020523
  • NDC分類 911.135
  • Cコード C0192

出版社内容情報

日本的な美意識の極致ともいうべき「古今集」「新古今集」。紀貫之・在原業平・小野小町・式子内親王・藤原定家・西行・和泉式部など、和歌最盛期の錚々たる歌人たちの名歌を、「折々のうた」でおなじみの大岡信が鑑賞・解説する。   高校~一般

内容説明

日本の美意識と抒情の極致ともいうべき『古今集』『新古今集』。紀貫之・在原業平・小野小町・藤原俊成・式子内親王・西行・藤原定家など、錚々たる歌人たちの代表作が収められている。本書は、『折々のうた』でその鋭い鑑賞力を高く評価され、幅広い読者を獲得した大岡信が、日本の詩歌の最高峰に挑んだ力作。古典ファン待望の一冊である。

目次

古今集(袖ひぢてむすびし水の(紀貫之)
雪のうちに春はきにけり(よみ人しらず)
かすが野はけふはなやきそ(よみ人しらず)
人はいさ心もしらず(紀貫之)
見わたせば柳桜をこきまぜて(素性法師) ほか)
新古今集(山ふかみ春とも知らぬ(式子内親王)
みしま江や霜もまだひぬ(源通光)
春の夜の夢のうき橋(藤原定家)
梅の花にほひをうつす(藤原定家)
梅が香にむかしをとへば(藤原家隆) ほか)

著者等紹介

大岡信[オオオカマコト]
1931年、静岡県に生まれる。東京大学文学部国文学科卒業。1956年第一詩集『記憶と現在』で注目され、59年には、清岡卓行らと「鰐」を結成、日本的な抒情と西欧的な手法との深い詩的結合をめざした。また、評論の分野でも活躍、1971年『紀貫之』で読売文学賞、80年には『折々のうた』で菊池寛賞、90年には『詩人・菅原道真』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。明治大学教授・東京芸術大学教授・日本ペンクラブ会長などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうたろう

1
大岡信の鑑賞に手引きされながら古今、新古今の歌を味わう。なんどもくり返し読みたくなる一冊でした。2014/11/18

残心

0
どうも今の自分にはこのような解釈はしっくり来ない。 大御所なのだろうけど、何か戦後的な解釈のような感じがしてしまう。 しばらくしてからまた読むと、また違った感想になるのかも。 今回はほとんど最初の段階で読む気が萎えてしまった。2015/11/02

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