学研M文庫<br> ロンメル戦記―第一次大戦‐ノルマンディーまで

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学研M文庫
ロンメル戦記―第一次大戦‐ノルマンディーまで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059012481
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0121

内容説明

第一次大戦での山岳戦、ヒトラー総統の護衛隊長から装甲師団長へ。神出鬼没「幽霊師団」と恐れられた西方電撃戦での快進撃、「砂漠のキツネ」の異名をとったロンメル・アフリカ軍団の戦い、ノルマンディー上陸作戦から和平の模索、総統暗殺嫌疑。栄光と苦悩の全戦歴とともに、人間ロンメル52年の生涯を描く。

目次

第1章 生い立ちと少年時代、陸軍への入隊
第2章 第一次世界大戦での目覚ましい活躍
第3章 戦間期の軍務とヒトラーとの出会い
第4章 第7装甲師団長として対仏戦で活躍
第5章 ドイツ・アフリカ軍団(DAK)の登場
第6章 北アフリカでのシーソーゲーム
第7章 北アフリカ戦の終幕とロンメルの帰国
第8章 「大西洋防壁」の構築と連合軍侵攻への備え
第9章 西部戦線での激闘とドイツ国内の暗闘

著者等紹介

山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
1967年、大阪生まれ。雑誌編集、ゲーム開発、測量、地図製作業務などを経て、2000年に独立。現在は雑誌『歴史群像』に戦史と現代紛争史の分析研究記事を執筆しているほか、著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

future4227

53
冷酷なイメージがつきまとうドイツ軍将校の中にあって、ドイツ人はもちろんのこと、敵からも尊敬されたひときわ異彩を放つ軍人。ロンメルを描いた他作品と違うのは第一次世界大戦からのロンメルの活躍を描いている所と、ロンメルをことさら美化することなく、客観性をもって描いている所。元帥でありながら常に最前線で指揮を執り、斬新な作戦とスピード重視の機動力で圧倒的強さを誇る。反面、周囲との協調性や社交性に欠け、命令違反も意に介さず。次第に上司や同僚から孤立していってしまう。それでも人を魅了してやまない何かを持っている。2018/07/23

くろまによん

6
非常に読み応えがあった。戦史の本を読んでいると出てくるその名前に興味を持って購入。高潔な人格と仕事にひたむきな姿勢に好感が持てる。奇襲と欺騙を機軸にしたソフトキル戦術は、長い戦史の中でも輝き続けることだろう。2014/04/23

Schräge Musik

3
「砂漠の狐」エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルの生い立ちから陸軍士官学校への入学、WW1参戦から始まる軍歴が書かれている。 歩兵科出のロンメルがどの様な経緯で装甲部隊を預かってアフリカで軍集団規模を率いるに至り、ドイツ本国で最期を迎えたのか 状況が変化する度に戦場の地図がいくつも挿入されていて非常に読みやすい。 彼が軍人として行った戦術・戦略行動は勿論、一人の人間としての私生活にも重点を置いて書かれておりとても興味深い内容になっている。2012/06/06

くわたろ

3
士官時代、第一次大戦でのルーマニア方面やイタリアでの戦闘から詳述している。第二次大戦ではもちろん将官としての活躍になるのだが、その独走しがちな指揮には長短両面あったことをちゃんと書いていて、軍人ロンメルの評伝としてよくまとまっている。2010/01/17

兵衛介

3
第一次大戦時の活躍など今まであまり知られていなかった部分にも脚光が当てられているのが良い。また、過度に英雄視しておらず、純軍事的観点に立った中立的な評価がなされていると思う。2009/11/27

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