出版社内容情報
真田幸村、後藤又兵衛、片桐且元、伊達政宗、塙団右衛門…。そうそうたる武将達が獅子奮迅の戦いを繰り広げた戦国時代最後の大決戦・大坂の陣。死を賭けて男の意地を貫いた武将達の生きざまを描く。彼らが大坂の陣に託した想いとは、一体なんだったのか。
内容説明
大坂の陣で活躍した有名な武将達の生き様と、その活躍をわかりやすく描く。真田幸村、後藤又兵衛、明石全登、片桐且元、伊達政宗、福島正則、上杉景勝、塙団右衛門などなど、そうそうたる武将達が戦国時代最後の大決戦を行った。彼らが、大坂の陣にたくした想いとは、一体なんだったのか。
目次
西軍武将(真田幸村;塙団右衛門;後藤又兵衛;木村重成;明石全登;長宗我部盛親;大野治長・治房;片桐且元)
東軍武将(松平忠輝;大久保彦左衛門;伊達政宗;福島正則;本多正純;織田有楽斎;松平忠直;徳川秀忠)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
23
再読。「真田丸」に出てくる真田幸村、後藤又兵衛、明石全登、大野治長、徳川家康、織田有楽斎などが、大坂の陣に至るまでの生きざま、大坂の陣で生き残った人物や東軍の武将については、大坂夏の陣後の生き方等も描かれていました。「真田丸」には描かれていない武将のエピソードや性格などが書かれていておもしろい内容でした。これは「真田丸」とはちがう資料を基に構成されているからだと思います。織田有楽斎はスパイのように描かれていました。さあ、今夜も「真田丸」を見よう。2016/12/04
なつきネコ@幼女に化けてます
3
大阪の陣から400年の今年が去るまえに、彼らの活躍を振り返りたくなり、再読しました。改めて読むと、あとがきにあるような戦国の終着駅だった。これより時代は明確に家康の築いた江戸時代が深まっていくんだな。読んでいておもうが、西軍は見事な最後の話に対象的に、東軍は松平忠直や福島正則のような、終わった後の沈痛さを覚えるような話が多い。そういう意味では彼らも大阪の陣の犠牲者なんだなと実感した。2015/12/30
なつきネコ@幼女に化けてます
1
大阪ノ陣は魅力的な名将が多く出てくるのに、幸村以外目立たない。だから、事細かく武将を取り上げた本があるとうれしい。しかし、好きな武将の薄田兼相が書かれていないのはがっかり、たしかに名将ではなく、猛将って言ったほうがいいたくなるが武将だけど、塙団右衛門もいるのに。中身も数多くの武将が紹介されていて分かりやすい。東西の軍に別れて綴られていて分かりやすい。2013/07/26
しろ
0
簡潔、わかりやすい2008/10/15