学研M文庫
本能寺の変―戦史ドキュメント

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 199p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059010036
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0121

出版社内容情報

明智光秀は、本能寺の襲撃を本当はいつ決断したのか。また、なぜ謀反に踏み切ったのか。やはり、織田信長の理不尽な仕打ちに反発したための謀反だったのか…。本能寺の変の真実を、戦国研究の第一人者である著者がドキュメントタッチで再検証。   

内容説明

明智光秀は、本能寺の襲撃を本当はいつ決断したのか。また、なぜ謀反に踏み切ったのか。巷間で言われるように、織田信長の理不尽な仕打ちに反発したための謀反だったのか。そこには様々な謎がある。戦国研究の第一人者である著者が、膨大な史料を克明に検証して、本能寺の変をドキュメントタッチで再現。本能寺の変の真実が、今、ここに明らかになる。

目次

信長の諸国平定
本能寺の変前の形勢
光秀の決意
本能寺の変
二条御所の襲撃
光秀の近畿経営
諸将の行動
秀吉の上洛
細川藤孝と筒井順慶
光秀の防禦
両軍の兵力および素質
山崎の合戦
坂本城の陥落
近江・美濃の平定
清洲の会議

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

11
本物の学者の凄味。ひたすら悪書・俗書・末書たる史料をでたらめ・暴論・根も葉もないと斬って捨て、他の歴史ものでは例の如く金太郎飴的にしか言及されず詳細の判然としない本能寺の変前後の時系列を再現しきっている点は功労大である。だが雑多な史料名をいちいち挙げて論うのは一般読者には必要なくページの水増しでしかない。高柳は野望説だが上田滋は「野望説を現実に持ったとはまったく信じられない」と言っており、まったく信じられないと評される人の「まったく信じられない」連発の史料評価がどこまで信じられるかという話だ。『噂の真相』2021/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/91759
  • ご注意事項