内容説明
火事で亡くなった両親の跡を継いで本所森下町の小料理“花菊”を切り盛りするお沙代。亭主の伊平は京都で修行を積んできた腕のよい料理人だが、“花菊”の評価はいまひとつ。お沙代は、長谷川平蔵の密偵としての亭主の裏稼業を知らない。父親の頃のように店を繁盛させようと、新しい献立作りに余念のないお沙代だが、伊平は昔のしがらみで盗賊同士の争いに巻き込まれてしまう…。
著者等紹介
池端洋介[イケハタヨウスケ]
1957年、東京生まれ。雑誌編集を経て、作家生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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