内容説明
江戸・本湊町と明石町の二軒の質屋が同時に賊に襲われた。二つの店で、四十八人の主従が鏖殺され、金銀二千両ずつが奪われた。亡き父の跡を継ぎ、南町奉行所定町廻り同心の配下となった若親分・平八は、質屋の小女の帳面から、押し込みを手引きした者を割り出し、一味を追い詰めていく。そして強盗団と繋がりのある男の仲間に、父を斬殺した下手人がいることを突き止めた平八だが…。
著者等紹介
宮城賢秀[ミヤギケンシュウ]
1946年、中華民国台湾省高雄市生まれ。沖縄県那覇市の神原中学校を卒業後、十余種の職業を経験し、現在は文筆業に専念。時代小説の気鋭として注目されている。日本文芸家クラブ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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