学研M文庫
卍屋龍次 血煙り道中

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059002635
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

腰に脇差、菅笠かぶり、目にもとまらぬ居合の秘術。目に憂愁のかげりをたたえた白晰の美青年・龍次は、閨房で男女が使用する秘具、淫具、媚薬の類を専門に扱う小間物屋・卍屋に身をやつし、幻の女・おゆうを求めて全国をめぐる。時代小説サスペンス。   

内容説明

かつての剣の師・佐倉重三郎によって、生涯を賭け捜し求めていた運命の女“おゆう”が「死んだ」と聞かされた龍次。性具を商う卍屋として、日本各地を旅する意味を失い、京は河原町の旅篭に居ついて無聊の日々を送っていた。ところがある日、宍倉藩十五万石の姫君・侑の背に“おゆう”にもある刺青が彫られているという噂を耳にし、龍次は再び“おゆう”捜索の意欲を燃え上がらせる。しかしそれは、龍次にとって血煙りたなびく修羅の旅への誘いでもあった…。

著者等紹介

鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年、山形県生まれ。集英社コバルト文庫『聖痕者ユウ/薔薇のストレンジャー』で小説家デビュー。『修羅之介斬魔剣』から数多くの大人向け時代小説を執筆、『殺されざる者』で初めて現代アクション物を手がける。また、『要塞学園』『若殿はつらいよ!』『姫割り大五郎』などの漫画原作や、アニメ『戦国奇譚/妖刀伝』の原作と第一部の脚本など、多方面で活躍
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