出版社内容情報
内容説明
児玉源太郎―長州藩の支藩・徳山藩の貧しい藩士の家に生まれながら、後年、明治陸軍の巨星としてその名を轟かせた人物である。明治初頭の戊辰戦争、佐賀の乱、神風連の乱、西南戦争を経て、その軍人としての才能を認められ、陸軍近代化にも貢献した。日露戦争の満州軍総参謀長として手腕を発揮、日本を勝利に導いた陸軍きっての名戦略家の激動に満ちた生涯を描く。
目次
旅順要塞
幕末維新の雷鳴
佐賀の乱
神風連の決起
大西郷を迎え撃て
ドイツ陸軍のメッケル少佐
日清戦争
台湾での名行政
日露開戦
いざ、満州へ!
血涙二〇三高地
奉天会議
著者等紹介
三戸岡道夫[ミトオカミチオ]
1928年、静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。協和銀行(現あさひ銀行)副頭取を経て、退職後、執筆活動に専念
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