出版社内容情報
安政二年、両国の川開きを迎える頃、不忍池に一人の男の死体が浮かんだ。一方、まもなく盂蘭盆というある日、若き噺家三遊亭円朝のもとを父親が訪ねてきた。家主の浪人、萩原新三郎が死霊に取りつかれているというのだ! めぐる因果は意外な結末へと……。
内容説明
安政二年、両国の川開きを迎えるころ、不忍池に一人の男の死体が浮かんだ。だが調べは打ちきられる。町奉行所では、数か月前に江戸城内で起こったある事件にかかりきりだったのだ。一方、まもなく孟蘭盆というある日、若き噺家三遊亭円朝のもとに、父親が訪ねてきた。家主の浪人、萩原新三郎が死霊に取りつかれているというのだ!奇妙な事件の数々は、意外なかたちでもつれ、からまり合ってゆくことになる…。
著者等紹介
遠藤明範[エンドウアキノリ]
1959年、神奈川県生まれ。「月刊シナリオ」のコンテスト入賞をきっかけに、脚本家としてデビュー。『機動戦士Zガンダム』でいちやく脚光を浴びる。以後、数々のテレビシリーズ、劇場アニメの脚本を執筆
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