学研M文庫
小説どろろ〈2〉妖刀乱舞

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059000617
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

百鬼丸は艱難辛苦の修行によって、人知を超える念導力を発揮する能力を身につけた。だが、ある夜、悪夢に現れた魔像が秘密を告げた。醍醐景光が己の野望とひきかえに、わが子の身体を犠牲にしたというのだ。景光を捜すため、戦乱の越の国へ旅立った……。   

内容説明

戦雲急を告げる京都・鞍馬の山中で、医師・寿海に育てられた百鬼丸は、艱難辛苦の修行によって人知を超える念導力を身につけた。だが、ある夜、悪夢のなかに現れた魔像が、自分の出生の秘密を告げた。父と思われる武将・醍醐景光が自分の野望とひきかえに、わが子の身体を犠牲にしたというのだ。父親を捜すため、立ちはだかる魔像との戦いを決意した百鬼丸は、彼を慕う孤児・どろろの助けを得て、戦乱の越の国へ旅立った…。

著者等紹介

鳥海尽三[トリウミジンゾウ]
1929年、北海道生まれ。日本大学芸術学部映画科在学中から映画・テレビの脚本を執筆する。’64年、虫プロ文芸部に所属後、竜の子プロダクションに移り、「昆虫物語みなしごハッチ」や「科学忍者隊ガッチャマン」などを制作。’00年、日本シナリオ作家協会よりシナリオ功労賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryuetto

0
私が邪魔だなあ、と思うのは、やっぱり寿海でしょ。まあ、親の気持ちとしては息子が心配で後を追いたくなるのもわからないでもないけど、息子の立場で見れば、親がストーカーのようにしつこく後を追ってくるのは、いい迷惑だなあ、という感じがする。とっとと京都へ帰れ! と思ってしまっては冷たいかな~。 なんだか知らないけれど、戦う医術師になっちゃってて、琵琶法師と戦いあって、お互いに「出来る!」と思って、すっかり仲良くなってますよ。 さすがにその辺は、いくらなんでもやり過ぎに見えるんですけど・・・。2008/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/482304
  • ご注意事項